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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
美しくも物悲しく、そして気味が悪い怪談短編集。やはり文章が上手いので読んでいて非常に「いやな気配」を感じる。怖い。
なお、解説にネタバレがあるので最初に読まないほうがいい。
フツーの怪談とはちょっと違いますが、いくつかの短編のうち「客人」は怖かった。
「帰りたくない」って言われるんですよ。で、一緒にいるんですよ。「これはアカン」って心の底のどこかで気づいているのに・・・。坊主が来なけりゃどうなってたのだろうか。
ところで巻末に作者との対談が載ってましたが、浅田さんけっこう深い人生を歩んできたんやなぁ、ってわかります。浅田次郎の作品に共通するにおいに、なんかちょっと納得です。
遠別離が一番良かったかな。看護師の話も個人的には好きだった。あとは案外地味で淡々と、しかしじんわり恐ろしくさせる、というスタンス、かな?
美しく切ないが、どうにも怖くはなかった。
すべてゆっくりしていてぞっとはしない。
刺激がないってのもあるんだけど、
どうにも古めかしいのよね。
ちょっと残念。
しっとりしたぞくぞくが、欲しかったの。
怪談と言うか浅田節と言うか、恐怖感より寂寞感を感じた。
この本の中では『昔の男』が一番好き。
巻末の特別インタビューが著者の作品ごとの考え方や思いが分かって楽しめました。
怖い。怖いけれど恐くはない。
広い世界のどこかで、起こっていそうな出来事のようにも思えます。世界って不思議。ゾクゾクするけど、世の中には不思議なことがあるからこそ普通があるんです。
怪談テイストの短編集。とは言っても、そこはサスガの浅田センセ。哀しくも美しく、面白いお話が集まってます。なんというか、男も女も関係なく、現代人が忘れてしまった人としての矜持みたいなものが描かれているような気がしますです。
他に伯母さんが語り聞かせる怪談話など悲しい怪談話の短編集。
太平洋戦争で戦死した兵士たちと家族の話の「遠別離」は必読です。
七つの優霊物語。
ほとんどの話が最後どうなったのかは明記せず、
読み方を読者にまかせる感じ。
個人的な意見としては、最後ははっきりさせてほしいかなと。
『遠別離』は好き。
彼氏とのデートの時、会話をしているのに彼女が興味のない様子を
彼氏の言葉の後に関係のない事柄を書くことで表しており、なるほどと思った。

初めての浅田作品。ええでぇと進められて読んだ。かつて映画で鉄道員を観たことがあるので作家の名前だけは知っていた。
一番感動したのが「遠別離」
行きたくない戦争に出征し戦死した兵士。そこに魂だけが還...





