世界のはてのレゲエ・バー (双葉文庫 の 7-1)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575512410

感想・レビュー・書評

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  • タイトルが素敵。
    何かに夢中になるのは、何かに一生懸命になるのは、それを失った時に怖いから・・・と、お気楽を装って生きている高校生の男の子が主人公。
    その男の子の心理描写はみずみずしくて良かったけれど、何分、偶然と幸運と悲運がありすぎたのが残念だった。もうちょっと「普通の出来事」の中で、男の子の変化が描かれていたらなぁ・・・。
    ティーンエイジャーの頃に読んでいたら、もっと楽しめたかも。


  • 父親の仕事の都合で、アメリカに移り住む高校生男子。
    ちょっと不良。
    アメリカで年上の知人女性と再会し、あるレゲェバーに通いつめる。


    男の子が写真を撮るのだけど、本当に才能があるみたいで、結構とんとん拍子で仕事の話が入ったり。
    都合がいいんじゃなかろうかとか、世の中結局コネかとか、思いながら。
    でも、写真を撮るときの被写体への気持ちの在り方とかが好きだなと思った。


    やっぱり、このくらい長い話だと人が死ぬ必要があるんだろうか。
    でないと伝わらないし、読み続けられないんだろうか。


    なんだか綺麗な奇跡が起こります。
    主人公が若いせいか、終わり方が爽やかだった。

    明日も頑張ろう!!それなりにっ!と思う読後感。

  • いい言葉が沢山詰まってる、もう一度は読み直すであろう小説です。

  • ボーダレスなバーと恋

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著者プロフィール

作家、イラストレーター。ニューヨーク在住。98年「パンの鳴る海、緋の舞う空」で小説すばる新人賞受賞。主な著書に『フラグラーの海上鉄道』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『カチューシャ』『世界のはてのレゲエ・バー』『おどりば金魚』『チェリー』『犬のうなじ』『ぴしゃんちゃん』『鴨とぶ空の、プレスリー』『海鳴屋楽団、空をいく』『つまのつもり』など。

「2016年 『虹の巣 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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