偽計ーみちのく麺食い記者・宮沢賢一郎 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513851

感想・レビュー・書評

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  • 9.11や経済、組織構造などを巧みに組み合わせたストーリー。宮沢と田名部の遣り取り、記者としての矜持など、読みごたえ十分。犯人の動機は...。
    麺食い記者なので、もうちょっと麺の紹介をして欲しかった。「いわしうどん」をお取り寄せしよう。

  • シリーズ第6弾だが、このシリーズ初読み。
    大和新聞東北総局遊軍記者であり、麺好き記者の宮沢賢一郎は、大和新聞の経理局長が不正を働いているらしいと村田編集局次長から聞かされ、その背景を探ることになる。

    意外な犯人と動機、安定の面白さだった。
    (図書館)

  • 「みちのく麺食い記者宮沢賢一郎シリーズ」
    宮沢の勤務する大和新聞が怪しげな投資ファンドで70億円損失を出し、その運用を行っていた経理局長が宮城県石巻で他殺体として発見される。
    宮城と東京を舞台に宮沢と田名部のコンビが事件のなぞを追っていくが、真犯人が意外な人物であることが宮沢を苦悩し葛藤させるという心理描写が秀逸。また、事件の発端となる事柄の一つに9・11テロをかませるなどミステリーとしての要素も充分で本作も読み応え十分だった。

  • シリーズ6作目にして完結だそう
    でも、セカンドシリーズも構想中だとか

    震災前に書かれたので、港の賑わいや魚の美味しさが書いてある
    今は、どうなっているのだろうって思ってしまう

  • 購入者:北4順
    購入日:2010.11.29

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著者プロフィール

1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。『震える牛』がベストセラーに。『血の轍』『ガラパゴス(上・下)』『不発弾』『トップリーグ』他、映像化作品多数。主な著書に『ファンクション7』『偽金 フェイクマネー』『復讐の血』『共震』『アンダークラス』『Exit イグジット』『レッドネック』『マンモスの抜け殻』『覇王の轍』がある。

「2023年 『心眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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