リセット (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513998

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。中年女性は、たぶん共感しながら読めると思います。ストリーはアラフォーの女性3人が30年前にタイムスリップして高校生から人生をやり直すという内容。私も人生折り返し地点まで生きてきて、あの時あちらの道を選んでいたら、どうなっていたんだろうと考えることがあるから、どんな展開になるのかワクワクしながら読み進めました。ラストまで読むとわかりますが、今の人生に満足できないのは結局、自分自身の問題。後先を考えずにすすんでしまう若い人や今の生活に不満を持っている若くない人に読んでほしい小説です。

  • 面白いと思うし、一気に読めた。
    ありがちなテーマで目新しさは無いんだけど
    登場人物が3人になっている事で、話の厚みが単純に
    3倍にはなっているから、飽きないのだと思う。

    ただただ、子供達がかわいそうだとマジメに思ってしまった(笑)

  • あの頃に戻れたらこうしたい。と考える人達がタイムスリップして違う人生を歩む物語。面白かった。

  • ぼんやりした不安と不満を抱え、それでも平凡に暮らしていた三人の女性が、突然、高校時代にタイムスリップさせられてしまう。”未来の想い出”がリプレイされる毎日は、彼女たちの意識を少しずつ変えていく。そしていま、再び新しい人生へ! 人生は変えられるかもしれない……読んだあと、景色が違ってみえるような、不思議と元気になれる長編小説。

  • 垣谷さん続けて読んだのでテーマに飽きたw

  • 大人なら誰もが1度は願うこと。
    もし自分がこうなったら…と色々妄想膨らませながら読んでた。

    社会と女性について、今まで考えていなかった視点から考えさせられた。勉強になった。

  • 知らない作家さんの本は自分からはなかなかよまないのですが、ゼミの課題図書になっていたので読んでみました。
    アラフォーくらい?の3人の女性が、「今の人生ではない」人生を歩むため、それぞれの高校時代に戻ってやり直しを試みる話。

    どんな人生でも、芯がぶれたら結局隣の芝生は青いっていうことですね。
    将来あれしたいこれしたいというものがない私にはかなりグサリとくる作品でした。後ろばかり見ないで、前を見なければ、とズキズキ感じる作品です。

  • あの頃に戻って人生をやり直してみたい、という話。三人の登場人物が固まっていて話が発散せず濃いまま続く。結局は自分次第という教訓めいたところに落ち着くということか。

  • 2013年9月4日読了。うーん。

  • 2013/6/27

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著者プロフィール

1959(昭和34)年、兵庫県生れ。明治大学文学部卒。2005(平成17)年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『ニュータウンは黄昏れて』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『後悔病棟』『嫁をやめる日』『女たちの避難所』『四十歳、未婚出産』などがある。

「2023年 『うちの父が運転をやめません』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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