それでも、警官は微笑う (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514063

感想・レビュー・書評

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  • 最初辛かった。説明が冗長で登場人物もどんどん増えて合わないのかもと思いながら100ページぐらいまで我慢して読んだ。
    潮崎警部補が出てきて、会話が多くなってから楽になった。それから面白くなって最終的には続く終わり方で続きも読んでみたくなった。
    今野先生の安積さんネタや新宿鮫ネタはニヤリしました。
    しかし「たちもりめぐみ」は読めない。

    • hs19501112さん
      ちょうど昨日、書店で目を引かれて買おうか迷った作品です。

      そか、面白いならば、ぜひ今度読んでみよかな。
      ちょうど昨日、書店で目を引かれて買おうか迷った作品です。

      そか、面白いならば、ぜひ今度読んでみよかな。
      2018/01/24
    • ヤノチカさん
      hs19501112さん、コメントありがとうございます。もし読んだら本棚へ登録してください。感想楽しみにしてます!
      hs19501112さん、コメントありがとうございます。もし読んだら本棚へ登録してください。感想楽しみにしてます!
      2018/01/24
  • 先に、シリーズ第4作目を読んでしまったのだけど、これがシリーズ第1作目。

    面白いですね。先に読んでしまっていた4作目の辺りで、因縁というか、曰くというか、活躍というか、それを感じてはいたけど、物語はこういう感じで始まっていたんですね。

    早く2作目を読みたいです。あ゛ー、でも、積読が溜まってんだよなぁ。

  • 最初の10頁で読者を篩にかけてきた感はありますが、最後まで読んだら面白かったです。最初の10頁はインパクト出してきたの?なんで?ってなったけど。
    どうしてそんなことする必要があるのってところで大抵の読者は主人公と同じ感情を抱くことにはなると思う。

    最初の方は得体が知れなかった潮崎警部補も宮田さんも読み進めていくとみんな人間味あふれるキャラクターとして描かれていました。警部補ちょっと最後まで引っ掛かるところありましたけど続編で描かれるんですかね。
    警視庁の刑事たちも続編ではもっと細かく描かれるのかな?
    他の登場人物たちに比べて解像度が低かった感じ。

    事件全体の仕掛け的にはわりと戯画的というか背景の描き足りない部分があるかなぁ。
    よくある悪意や手法が描かれているわりにキャラクターの心理描写がけっこう細かいから飽きずに読めます。警察業法違反オンパレードだったのはちょっと笑いました。創作の世界だと無視されがちだけどかなり向き合ってたのは好感度高い。これ本来なら外事か公安案件だよね。

    続編も期待して読んでみます。

  • ボリュームありましたが、読みやすかったです。
    主要な登場人物それぞれ(犯人含)に過去と理由があり、重厚なストーリーでした。
    潮崎さんのキャラが良く、次回作も是非読みます!

  • 2002年。第25回。
    読みにくいーと思いつつ、読み進める。だんだんおもしろくなってきた。まじめに働く警官の話。元恋人の父は冤罪だと思っている麻薬取締官の話。中国からやってきた元極貧チルドレン、今は国のために働く男の話。林はターミネーターのごとく、生きているのかなぁ。

  • 日明さんのギフトが大変お気に入りなので、別の作品も読んで見たいと思い、購入・読了。デビュー作(?)とのことで、ギフトよりは少し読みにくいかな?と思ったが、ストーリー自体が面白いのでサクサクと読めた。結局林はどうなったのか、気になるが、これは読者の予想に任せると言うことなのか。まだ続編があるようなので、また見つけたら購入して読みたい。

  • 初読みの作家さん。塩崎警部補が意外にツボにはまり次の作品も読みたい。

  • 武本のまっすぐさにグッときました!
    色んな視点から語られてて面白かったです。

  • 警官コンビものは軽く読めていい。
    お坊ちゃん上司が楽しかった。

  • 疾走感溢れる作品で、読了後著者が女性だと知り、驚くくらい力強く端的な言葉で綴られた刑事モノ。
    ただのミステリーではなく、日本の組織の脆さであったり、それを苦とせずに生きて行く泥臭さが描かれている。
    日本人はいわゆる「平和ボケ」状態であるが、犯罪の根源は国際的になり、平和の国日本を守り続けるには警察だけでなく、公安組織全員のしがらみを超えた目的達成の末にしか、手に入れられぬかつそれを維持していかねばならない使命を、しかと感じた。
    この国は、彼らの手にかかっている。
    そう言われるべき人々、決して陽の目を浴びることはないが、評価をしてやらなければならないと思う。彼らの努力は、必ずしも、彼ら自身の幸せには結びつかず、時に容易く何かを失う。でも、彼らの心が折れたら、この国の地盤は一気にその耐久性を失う。その危機感も奔走する作品中の警官や麻薬取締官の残像から滲み出ていた。

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