孤島の誘拐 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
2.22
  • (1)
  • (2)
  • (4)
  • (10)
  • (6)
本棚登録 : 86
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575514520

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内容がないよう

    久々に戸梶本が読みたかったんやけどなー…これは…w

  • 人口300にも満たない、島民の高齢化が進む孤島で起きた誘拐事件。宝くじで大金を手にした家の息子が誘拐された。

    これから面白くなるのかな?ってたら、いまいち解決もしないで終わってしまった。
    全体的によく分からなかったな

  • 人口3000人に満たない孤島・荒島。
    そこで起こった誘拐事件。
    誘拐されたのは…島で嫌われ者の家族の20代の息子。嫌われ者家族は宝くじが当たって大金持ちになったことからその金を狙うヤツの仕業と考えられ…。

    てな話。

    うむ~そうねえ。
    どこかの浮かれたテレビ局が2時間ドラマにしそうなライトギャグな感じのミステリー(なのか?)小説。

    推理小説としては…イマイチというかイマサンという感じかな~~~。

  • 人間嫌いにはオススメ。

  • 何年も前のアメリカのミステリー翻訳本、しかも日焼けしてくたびれたページを触ると張りのない文庫本の印象。パーツは良いけれど、組み立てかたが整わないのかな。

  • 人口わずか300人余りでその9割が高齢者という島・荒島。その島で宝くじで4億円を手にした男の息子が誘拐された。息子は島の嫌われ者。いなくなって喜ぶ者もいるが、犯罪は犯罪。本土から警察がやって来た。 書き下ろし。

    序盤は毒のある戸梶節が健在で悪くなかったのに、途中から時系列をいじるなどしたためグダグダになってしまった。
    (D)

  • 孤島で誘拐事件か?宝くじ当選で金持ちになった家の庭にその家の息子を誘拐したと書かれていた。島の駐在、青年団、そして本土の刑事達。みんなで息子を探すが、ヤクザや中国ギャングまで入り乱れる。
    気軽に読むにはいいかも。

  • これまたびみょー。おもろいとこはあったけど、、、

  • 人口300人に満たない絶海の孤島。高齢化が進み、皆が顔見知りという荒島 で誘拐事件が起きた。誘拐されたのは、宝くじに当籤し大金を手にした男の息子。警察は、かつていくつもの誘拐事件を解決に導いた“エース”を投入するが、身代金の要求を、被害者宅の庭先に書くという手口に捜査は難航する。島という“密室”での犯行はどのように行われたのか?犯人は誰なのか?『誘拐の誤差』で多くの読者を惹きつけた著者独自の誘拐ミステリー。
    戸梶の集大成。駄目男。いい女。田舎の優柔不断な巡査。本土への依頼を煽る妻。クールなスナイパー。クールなやくざ。共に装備知識あり。

    薄井武朗 宝くじ長者、金庫に3000万 
    薄井勝人 長男 やくざ 組の金を持ち逃げ逃走中
    薄井善貴 次男 DVDプレイヤー強請り父に殴られ狂言誘拐を実行
    石狩永太郎 36歳独身 ブスにふられボケ親父ち住む農民
    善貴に畑に小便され復習を画策 話すとバカで単純でいい奴だった
    ふられた女からと戻す。
    池内公雄 石狩の幼馴染。力を目指すが脱走、リンチ事件の部屋
    佐々木久美子 ブス
    神尾佑介 共同墓地管理人 酒乱
    吉野明人 駐在警官 本土への連絡がびびってできない
    藤波 勝人を追うヤクザ
    島津美帆 31歳独身警部補 カレなし 執念の捜査
    堀部太一郎 ベテラン警部 誘拐のプロ 久々の現場復帰



    宝くじ成金の次男が、自作誘拐をたくらむ。自宅の庭にメッセージを残す。
    隠れ家である兄との思い出の洞穴に戻った時に足を滑らせて死ぬ。
    ヤクザの兄も組の金に手を出して島に戻ってきた。実家に立ち寄ると不審者と思われ誘拐捜査でやってきた警官ともみあい刺してしまうが自分も負傷する。警官から盗んだ拳銃。洞穴に向かう。出血多量で死ぬ。
    追ってきたヤクザは兄の死体を発見。金を見つけないと帰れない。
    警察の銃を発見し、警察が追っているのがわかる。わめく手下が銃を向ける前にアーミーナイフを投げ殺す。死を覚悟。洞穴で一夜うぃ過ごす。
    捜査班のスナイパーに姿を見られ撃たれる。断崖を転がり落ちてから死ぬ。急所を外したスナイパーを恨む。
    巻き込まれた元教師。弟を最後に見たのが自分なのを隠す。弟が死んだのを発見のも自分。証拠隠滅する間に死体が消えた。
    隠したのは幼馴染の島民。カラスに投げたアーミーナイフを拾いに行き
    崖から落ちた弟を発見。すべって転びナイフを首に刺してしまった。
    捜索中に血のついたナイフ(兄の血)を発見。
    弟の死体を木の上の家に隠す。見つかるのは時間の問題。
    最近、土葬した墓に死体を隠す。酒乱の墓地の管理人を酔わせアリバイも作った。
    捜査にきた誘拐のプロ(妄想癖)は本土から緊急呼び出し。
    相棒の31歳、半べっぴんは木の家からリアカーの後があるのを発見。
    休暇を使い引退した警察犬を使い墓までやってきた。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

戸梶圭太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×