夜行観覧車 (双葉文庫)

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著者 : 湊かなえ
  • ¥ 700
  • 双葉社 (2013年1月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575515527

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夜行観覧車 (双葉文庫)の感想・レビュー・書評

  • 17.5/18 読了
    湊かなえさんはとことん嫌な人物をかくな〜。彩花がただ最悪だよね。真弓も子供の能力を過信しているところは呆れるし、啓介の事なかれ主義も腹がたつ。けど、なんでもかんでも親のせいにして自分のことは棚上げ。めちゃめちゃ腹立った。高橋家で起こった事件は真相がはやく知りたくてたくさん読み進めることができた。ラストはいい感じだった。家族ってどこまでいってもやっぱり家族だ。夫婦間だけなら他人に戻ることもできる。けど親と子というのは切るに切れない縁がある。癇癪持ちでとことん腹がたつ彩花にもこれから何十年と付き合い続けなければならない真弓が不憫。けれど家族だから。おもしろかった〜!

  • 特に伏線や謎解きはなく、ある事件からの各人物を淡々と描いている。救いが無い話に思えた。

  • 再読。ここまで登場人物全員に全く好感の持てない小説も珍しい。ひとつ間違えると自分の家で起きる事件かもしれない、って言われても理屈ではわかっても、腑に落ちない。やはりどこか遠い世界の出来事のようにしか感じられない。それは自分が家族を持たないからだろうか。それよりも描かれなかったこの家族たちの未来や周囲に暗いものしか想像できず、結局は同じところをぐるぐる回るしかない観覧車のように、立ち直れない、変わることのできない家族の不気味さを感じる。作者の意図したタイトルは、まったくもってそういう意味ではないだろうけど。

  • テレビのニュースとか見て、先入観はいくないなぁって。裏は裏で大変だって。その裏には苦渋の選択があって、それは残された家族の幸せのためで。よかった。

  • 一気に読めます。

    母と娘の会話、やりとりには
    「母性」に通ずるところが少しあると思った。
    でも「母性」よりは怖く無い。

  • 半分と少しほど、彩花の余りの自己中さと口の悪さにイライラしながら読んでいたけど、最後はきれいにまとまったなあと感じた。遠藤家のように問題がある家族のラストは、これくらいでちょうどいいな、と。
    高橋家の謎がきちんと解けたし、小島さんの動きもわたしにとっては自然だったな。人の気持ちは手に入れた情報でいつだって変わるよね。

  • 結末がどうであれすごく読みやすかった。
    彩花がムカついてムカついて仕方がなかった。ラスト、父親がいい奴になるが、彩花があんなんになったのは父親も原因だろう。逃げてしまっていい事してる隣の家で彩花が死んでたらどうなっていたんだろうか。

    死んでしまった父親の方は不憫だ。

    しかし、デキのいい親や兄を持つと苦労するし、
    デキの悪すぎる娘を持つと親は苦労する。

  • 告白以来の湊かなえさん。
    暗い、暗い、暗い。。。分かってたから暗い気持ちの時に手に取れなかったけれど、暗さへの怖さを上回る引き込まれ感に、本を閉じた後の余韻とも呼べる心臓のドキドキが聞こえます。次も手を伸ばせないんだろうな、でも手に取ったらあっという間なんだろうな、と悔しくもあり、名残惜しくもありました。

  • 2017221 嫌なフレーズが多いけど、結局、最後ははその見返りが有ると思って読んでいる。どうだろう?最後は。

  • どこの家族にも、家族しか知らない顔がある。
    家族でも知らない顔がある。
    家族が知ろうともしない顔がある。
    どんなに幸せそうに見えたとしても、その家の中が幸せな笑顔であふれているとは限らない。
    誰にもわからない、もしかしたら本人にもわからない、つまづきの原因はひっそりとどこかにあるのかもしれない。
    どこにでもありそうな、あっても少しも不思議ではない家族の崩壊。
    家族が徐々に軋みながら傾いていくようすが、リアルに不気味だった。

  • 娘が受験に失敗し荒れる家族と、順風満帆に見える家族の2つの家族を巡る話
    順風満帆に見えたが、夫が殺されると同時に次男が行方不明になってしまう

  • 再読(1204.1.8)
    ドラマを観て読んでみようと思った
    ドラマとは内容が少し違う本の方がアッサリしている

  • 後半になって状況が読めていくのだが、前半のほうが面白くてページが進んだ。高級住宅街での格差。第三者としてみたらくだらないことでも、当事者としたらかなりストレスのたまることなのかもしれない。

  • 長年暮らしてきたところでも、一周まわって降りてきたときには、同じ景色が少し変わって見えるんじゃないかしら。
    一年ほど前に近くに日本一の観覧車ができた、乗りたいとすら思っていなかったが、この本を読んで乗ってみたくなってしまった。

    作中に登場する人物、団体名は全て架空のものです。と最後に注意書きがされていたが、本当にそうなのだろうかと疑ってしまいたくなるほど、現実から地続きのような話だった。

  • 読みやすくてよかった。小島さと子が実にいいww

  • 娘の本棚から借りてきて読んでみた。
    二つの家族の日常や家族の中でのいざこざ。
    ありふれているそんなものが鬱積してきたとき、その家族の
    価値が問われる。この話しに出てきた家族はなんとか乗り越えられそうであった。
    時間の経緯が行ったり来たりしてるのか、やや?マークがつくときがあったが、全体的にはおもしろくて、先へ先へと読み進むことができた。

  • 自分が親になって子供にこんな態度取られたら、なんて想像、しないよね。自分がされたら本当に辛いだろうなー。でも実際親にこんな態度を取ってしまうときもある。最悪だなあ自分。彩花と真弓のやり取りからもっと親を大切にしなえればとおもった作品でした。

  • 登場人物は確か大まかに六人くらい?それぞれの視点で物語が進んで行きそれぞれが考えてることが闇が深く人間臭さがあり、とても面白かった。人間の気持ち悪さがよく描かれていると思う。

  • 湊さんの作品4作目。
    今まで読んできた中で一番しっくりこなかったというのが第一印象。
    非常に読みやすく、最後まで早く読みたいという思いが強くなってしまい細部までじっくり味わえなかったからかもしれません。
    1つの大きな事件をきっかけに3つの大きな視点(家族)で話が進んでいく。
    今まで読んだ作品との違和感を感じたのは、その3つの視点(性格には2つかも知れないが)が個人の視点だけではなく、家族それぞれの視点が混ざって進んでいくところかもしれない。
    今まで読んだものは全て個人に視点があり、その独白の形で進んでいくものだったから、今回の設定に違和感を感じたのかもしれない。

    内容はさておき、湊さんの作品にはどうしても抜け出せない暗さのようなものがあって、どうあがいても明るい場所に出れないような気持ちになる。
    終わり方も個人的には微妙だし、小島さんのマー君が何を意味しているのかも理解できなかった。
    ただ、「白ゆき姫殺人事件」でもあったように主観と客観の大きな差や、先入観、差別からくる人間の醜い部分の汚さのようなものを存分に味わったように思う。

  • 高級住宅街に向かいあって住む2組の家族、一見満たされていそうなエリート家族、反抗期の娘がいて殺伐とした家族。そこに起こった殺人事件。犯人は?動機は?それぞれの家庭の様子が次第に明かされる。殺人というリスクを冒すにはそれだけの理由があるのだろうな。何気ない一言がきっかけになるにしても、それまでの経緯があるのがほとんどだろう。どこの家庭でも何かしら問題を抱えている。一見普通の家庭、もしかしたらあなたの隣家でも。心理的な盛り上げ方が上手いな。ページをめくる手が止まらない。

  • 湊かなえの作品を読みたくて、読んでみた。
    全体的なストーリーラインは読みやすく、次が気になり、あっという間に読み終えてしまった。

    しかし、最終的にはもう一捻り欲しかったなぁ〜という気持ちになった。

    遠藤家、高橋家、小島さと子を中心に流れは良かった。ただ、あっけない終わりだなと正直思った。

    1作品だけで評価するのは良くないが、もしかしたら、自分には湊かなえの作品は合わないのかなと思いました。

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