ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 7984
感想 : 732
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575517569

感想・レビュー・書評

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  • 本当は星3.8くらいかな〜
    全面的にあっこちゃんの話しの章はとても面白いけど、ちょっとだけ、それもあってもなくても全然構わないひと文だけ出てくるなら、スパッと無しでいいんじゃない、と思ってしまった。
    もっと、あっこちゃんの事、あっこちゃんの人生を知りたいかなーって思った。
    面白く読んだんだけど、、、

  • アッコ女史の東京ポトフ、食べてみたい。 面白かったです。後半はそんな時代あったと懐かしくなりました。 アッコさんとれみちゃんの物の見方、行動力はスゴイなと思いました。よくわからないものに囚われがちですが、自分のまわりをもう一度よーく見て、動き出してみたくなります

  • アッコさんが出てくるお話が特に好き。
    キッチンカーのお話をもう少し読みたかったな。

  • 食って大事で、でも、広がりを求めるなら誰かと共有することがとても大事かなって…

    この本はそういう気持ちをふるいたたせる一冊。

  • 軽い自己啓発書!
    どの人間関係も、どこかで支えられてるんだなと
    ジーンとする

    三智子メイン(=アッコさんの登場が多い)の話が好きだけど、
    アッコさんはどこにいても
    存在感が滲み出てるわ
    いるだけであったかくなる

  • うだつの上がらないOLが、デキる女上司のアッコさんの言う通りにランチをしに行って、その時の体験によって成長していくというお話。なぜかジョギングしたり、カレーを作ったり。一週間どんなところに行くのかわくわく。ここが一番の読みどころ。
    そしてアッコさんは和田のほうのアッコではなく、赤塚のほうのアッコちゃんでしたとさ。

    逞しい女性のお話。ちょっとした食事が美味しそうだな〜と思いながら、サラッと読めます。

  • この本もブクログで良く見かけるなと思い読んでみた。
    4つの話から成り立っていて、1,2話は同一人物、3話、4話はそれぞれ別人物のお話という構成。一見別の話に見えて、実は少しだけ前後の話ともつながっているというまぁ良くある感じのものだった(4話はつながっていたのか自信ないが…)
    表題作であるアッコちゃんの話はまずまずの面白さ。一人の派遣社員が、凄腕の上司とランチの入れ替えという妙なきっかけから、成長していく物語。
    他の2つの話は個人的にはうーん…という感じで、そこまで面白さは感じなかった。アラフォーのおじさん向きではなかったのかなと。
    よくよく帯を見てみたら”ガールズ応援ストーリー”と書いてあった。そりゃ面白さもわかるわけないわなと笑

  • パワフルな登場人物アッコちゃんにつられて読み進むうち、世界が開けて元気が湧いてくる。食べ物の描写がなんとも美味しそう。アッコちゃんシリーズの他に「夜の大捜査先生」「ゆとりのビアガーデン」が収録されている(世界観はゆるやかに繋がっている)。どれも20〜30代の女性と、ふた回りほど歳上の先輩や恩師や元上司が関わることで物語が展開していく。

  • 派遣女子社員の閉塞感があるきっかけで好転していく物語。ランチを取り替えることが好転のきっかけとしているがそこに必然性や納得性はない。ただきっかけは何でもいいのかもしれない。
    気軽に楽しく読ませていただきました。

  • 表題のお話を含めて4編の連作です。表紙から受けるイメージとはちょっと違うアッコちゃんがしっかり活躍するのは最初の2編です。
    はじめの2編の主人公で派遣社員OLの澤田三智子は、長く付き合っていた彼氏に振られて落ち込み、食欲もなく、持ってきていたお弁当を食べていない、そんな時、黒川敦子部長(通称アッコさん)から声がかかり、ランチを交換しようと提案されます。三智子はアッコさんにお弁当を渡して、その代わりにアッコさんがいつも通っているお店に三智子が行くことになります。アッコさんのランチコースを巡り、様々な経験をすることで、三智子自身が変わっていきます。
    それぞれのお話の主人公たちが、前に向かって歩んでいき、読み手の心も元気になるお仕事小説です。

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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