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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575519532
感想・レビュー・書評
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飛鳥井さん 久々の文庫新刊。
ずっと待ってました。
構成が効果的でした。
誰の言葉か明示されたパートと
どちらの言葉かは最後の方まで
わからないパート。
得体の知れない不穏な感じが
常につきまとう展開は
裏表のような彼女たちの背負う
業…呪縛によるものでしょうか。
2人は真逆なのに同じ。
第三者である読者にはわかる。
溶け合えない存在だけれども
互いにとって
互いは必要欠くべからざる存在だった。
悲しい結末のようでしたが
爽快さを胸に残してくれました。
それから。
男の私は化粧を全否定していましたが
その見方の一方的過ぎることを
悟らせていただきました。
女性が美しくあろうとすることの
重大さを これからは敬意を持って
心に刻んだまま 日々出会う女性に
接したいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示