君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

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著者 : 住野よる
  • 双葉社 (2017年4月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575519945

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君の膵臓をたべたい (双葉文庫)の感想・レビュー・書評

  • ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて…。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

  • まず、タイトルが秀逸。
    ある程度先読みできてしまう系のお話しなのに、それでも気になって読みたくなってしまったのは、きっとタイトルのせい。
    最近の自分なら内容的には絶対買わない本。
    なのに、タイトルのせいでついつい買ってしまった。

    読み始めて3/4くらいまでは正直★2か3をつけようと思ってた。
    有川浩さんのような、テンポはいいけどマンガのような会話のやりとりが「う~ん…」と感じたのと、やはり先読みした通りの話しになりそうだな、と思ったので。

    でも、意外性のないラストを迎えるのかと思ったらそうではなく、素直に驚き、ショックだった。
    方向性の違う正反対のふたりが、同じ表現でお互いへの想いを伝えるクライマックスは、余命を全うして死んでいたらここまで胸に響かなかったかもしれない。

    「世界の中心で愛を叫ぶ」と似た感じの小説、とレビューで述べている人を何人か見て、確かに系統はそうかもしれないけど、でも私は「幸福な食卓(瀬尾まいこ著)」の方が近いものがあると感じてしまった。「幸福な」は、余命宣告された話では全くないので、あくまでラストは、なんだけど…。
    (ちなみに「世界の」は正直内容あんまり覚えてない。「幸福な」は映画が秀逸!どっちも映画を見て小説も読んだ)

    最後に。
    なんでも略す風潮に慣れて、今は違和感を感じることはそうそうなくなってきたけれど、それでもこの作品だけは、「キミスイ」などと略さないでほしい…。
    他の略して狙うタイトルたちと一緒にしてはいけないタイトルだと思うから。

  • 初読み作家。
    偶然病院で見かけた「共病文庫」には、膵臓の病気により余命が幾ばくもないと書かれていた。そして、それを書いたのは同級生の山内桜良。家族以外で唯一病気のことを知ってしまった“僕”は、半ば強引に彼女に連れまわされる。人との関わりを避けてきた“僕”は、残り時間の限られた桜良と多くのときを過ごしていくが・・・
    タイトルのインパクト、そしてセンスは人目を引く素晴らしいものだと思う。会話が多く読み易いが、一方で病気の症状を含め少し軽すぎるような気も。ラスト(オチ)は、個人的にはどうなのかなと思うが、メールはよかった

  • 出だしから中盤にかけては慣れない著者の文体と●●君の性格に入り込み辛いが、文体と彼の性格に慣れるとストーリーにすっかり引き込まれ、ラストは落涙。
    「君の膵臓を食べたい」という言葉自体に感動するのではなく、「生きるとは」ということを考えさせられる作品だった。
    良作。

  • 20170711 読み終えて思ったのは、大きな病を抱えていようと、健康優良児だろうと、死は平等に与えられている。だから、刹那的になりたい自分と、黒い部分を悟られず綺麗なまま去りたい自分とがいるのかなということ。いつ死ぬか分かってたら生き方変えるのかな。恐怖で動けなくなるのかな。そう思ったら、彼女はすごく強い。
    ラストに「あれ?つじつま合ってる?」というモヤモヤが残ったけど、主人公はそうだと思った、という理解にすれば良いのかな。
    文体が軽くて会話のテンポが早くて、ひとの内面をもう少し描いてほしかったな。でも、だから映像化向きなのかもしれない。

  • うーん、評判の良さがどこに向けられているのかはよくわからなかった。文章が平易で読みやすいのはイイけどちょっと平易過ぎて印象に残る表現とかがなかったり、主人公の性格が極端過ぎて感情移入しづらかったり。最後にドタドタっと並べられて終わるが、それをせずに物語の各所でもっと伝えていくのが小説なんじゃないかと自分は思うので、なんだかなーって感じてしまった。
    似た話なら、石田衣良さんの『美丘』が好きです。

  • 重いお話かと思ったけど読みやすいし
    キュンキュンもした!泣けるって聞いたけど
    そんなんやないやん って思ったのが
    前半の感想で。

    後半はかなり泣いた。想像してたのと違う終わり方。
    ほんと人生何が起こるか分からんよね。



    かなり好きな本でした!
    今まで読んだ中でもトップクラス!
    あと、地名が出た訳じゃないけど
    自分の地元にふたりが訪れたみたいで
    想像もしやすくてよかった

  • 最後のあたりは、自分とは何か、自分の存在意義を改めて、考えさせられるが、それまでが、う~~ん。私は、あのような文体が好きではない。作者が伝えたいことには、共感できたが、それまでが…。

  • タイトルが気になっていた小説が文庫化されたので購入。
    ありきたりな恋愛小説とだろと想像していたが、思ったよりもいい話だった。恋愛小説というよりも、主人公がきちんと人間関係を築いていけるようになる成長物語に見える。
    ただ、いい話なんだろうけど、あんまり共感はできなかった。主人公とヒロインの軽快なやりとりに若干の嫌悪感を覚えたから。伊坂幸太郎を思わせる、はずした感じの会話。でも、こんなに感じ方は違うのかと驚くくらい。
    おじさんのひねくれた見方なのかもしれないけど…。

  • 2016年の本屋大賞、第2位。60過ぎたおっさんがこんな本を買うのは些か微妙という気は自分でもするのだけど、文庫化なったので即購入。
    話のテンポや語り口は悪くはないと思うけど、彼女の強さも【クラスメイトくん】の鈍さもピュア過ぎて、この年頃の男女がこういう関係を繋げれるのが、私にはピンと来ず。
    少し期待し過ぎたのもあったかも。

  • 映画を観る前に読んでみたけど、泣けた。
    映画を観たら号泣した。
    命の大事さ・限りある時間の使い方を改めて考えさせられたけど・・・とゆーよりなにより、青春時代をやり直したくなった。

  • 普通なら死を意識しない年頃、
    絶対に死ぬと頭では分かっていてもどこか夢の中のお話のように主人公もヒロインも感じていたのか。

    話としては重いはずなのに、すごくライトに読めます。

  • 久しぶりにここまでひどいものを読んだ。
    せいぜい出先で時間が空いたときに立ち読みする程度か、まあ中学生くらいなら読書への入り口としてナシではないのかなぁ、少なくとも大人の読むものではない。
    すべての要素が安直。
    文章も、どう?小説っぽいでしょ?とバカな作者のドヤ顔が浮かぶような気持ちの悪い表現ばかり。
    作者の妄想と願望だけで成り立った小説。
    こんなものが流行して、泣ける!とかいう感想が出回るのも問題だが、現代日本のリテラシーの低さを思い知るのにはちょうどいいかもしれない。

  • 携帯小説とライトノベルを合わせたような話。
    難病に侵される若者が恋愛する話って、何番煎じなんだろうかと考えつつ読んだり。どうもこの手の話は苦手。
    若者が亡くなるんだから、悲しいのは当たり前。それが自分が難病に苦しむ時も、家族や友達のことを思いやれる優しい子ならなおさら。誰も死なせないで感動させてほしい。

  • 私には純粋さが足りなくて絶賛出来なかった。内向的な主人公を肯定するヒロインと、外交的なヒロインを尊敬する主人公との交流が良かった。だけど内向的な主人公が型にはまり過ぎで人間味が薄かった。たぶん現実にいる内向的な人はあんなにカッコよくないし、少なからず外交的な仮面を被って生きづらくしてるから。ハルキストの理想の内向的な主人公って感じ?…あぁ、ダメだ。内向的な自分を肯定出来ればもっと良い感想が言えるんだろうな。

  • グロテスクで奇をてらったようなタイトルなので手を出さずにいたけれど、娘の薦めで読んでみる。死を目前にした女子高生と、偶然寄り添うことになったクラスメイトのお話。死が確定してる人への対応を考えると、親友に伝えられないって言う気持ちはわかるかな。親友と親友になるって展開には、ふーんて感じでしたが。

  • 名前って便利なもので。その名前を呼べばその人して扱え、扱われる。しかし、果たしてそうだろうか?人は生きる上で、関係性とともにそれにタグをつける。そして、生きるということはどういうことか。当たり前はいつまで続くのか。
    主人公が死ぬことと、生きることに向き合い、自分の存在について向き合い、気づく。そんな過程にかつての自分を重ねてしまう。
    しかしいつの世も、気付いてからでは遅いのかも…
    今を大切にしたくなる、そんな一冊。

  • これはほんとに良かった!!
    最後読みながらほんとに涙がとまらんかった!

  • 終わり方が「え?」ってなった。

    誰もが自分の命の終わりは予想できないんだよなぁ。

  • 後半の展開に意外性があり、面白かった。主人公の自意識過剰ぶりは、中年男性の読者にとっては辛いが、高校生ってこんな感じなのかな、と思いながら読んだ。

  •  「君の膵臓をたべたい」
     君と僕は同じ方向を見ていた。君がいなくなってから、それに気がつく。

     僕が病院で彼女の病気のことを知ったのは偶然だった。
     彼女は病気のことを日記にして書いていて、それを僕が読んでしまったからだった。
     そのときから彼女にとって僕は【秘密を知ってるクラスメイト】くんだった。

     君と焼肉食べ放題に出かけ、
     君とスイーツビュッフェに出かけ、
     君と泊りがけでの旅に出かけ...。

     僕は、僕が選択していないと思っていた。
     僕は、君がまだ死なないものと思っていた。
     僕は、まだ何も気づいてはいなかった。

     
     一日で一気読みだったから読みやすかったのは確かだけど、それほど面白かったかと言われると、そこまででもない。
     余命わずか系の話は、あまり好きではないのだ。うん。


  • 「秘密を知ってるクラスメイト」「仲のいいクラスメイト」「仲良し」「ひどいクラスメイト」「?????」
    桜良ちゃんの気持ちの移り変わりが良く表されている二人称。
    最後の最後でやっと名前がわかる主人公の男の子。
    ちょっと驚かされるタイトルとあの終わり方が青春なのに、映画ではその後が描かれるとか?
    正直、いらないと思う。

  • 最初のうち読みにくかったけど、
    だんだん慣れてきた。
    はかない高校生もの。
    世界の中心で愛を叫ぶを思い出す。

  • うーん、なんだか、きれいなことばを並べている感じで、あまりしっくりこなかった…。
    こういう本が映画になって、感動のラスト!的な感じで謳われるんだろうな。

  • タイトルからも、前半からも、泣けるイメージが強い作品で、本当に泣けるの?といぶかしみながら読んだけど、まんまと泣かされました。

    高校生の青春がメインではあるけど、大人も楽しめる作品だと思います。

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