神様たちのお伊勢参り (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.38
  • (12)
  • (19)
  • (37)
  • (11)
  • (1)
本棚登録 : 380
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520118

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 神様だけじゃなくて邪神も出てきたり、次から次へと、
    というより一組一組として書かれていて、読んでいて、
    楽しめたし、それぞれの神様に興味も持ちました。
    主人公のお人よし加減がまた、物語の流れにちょうどよく
    はまっているように思いつつ、好感も持てて、
    楽しく読めました。

  • 神様たちを、こんな風に表現してしまっていいのかなという気持ちを持ちながら読んだけど、作品としては面白かった
    楽しく読めました

  • ・伊勢神宮には不思議なパワーが宿る
    ・ひょんな事から一文無しになってしまった主人公は神が宿泊するホテルに迷い込みそこで働くようになる
    ・神々と人間とのやり取りの中で主人公が成長していく物語

  • あまりに合わなくて星が低いが、多分10代前半で読んでたら好きだった可能性がある。自分はもう穢れてしまった…

    彼氏に浮気され仕事も無くし住むところも無くなって単身伊勢にお参りに来たら神様の宿で雇ってもらえることになったよ!という異種族交流物語。

    イワナガヒメの話がなんだかメアリー・スーみを感じて特に好きじゃなかったかなぁ

  • #読了 お伊勢参りに来た神様達が宿泊するよろづやに、職も彼氏も失って路頭に迷った芽衣が拾われて働き始めるという、よくある設定。
    よろづやの従業員3人や、神様達のキャラクターは親しみやすくていいんだけど、多忙を極めるよろづやを、その3人で切り盛りする不自然さがどうしても気になってしまう。ストーリーにも設定にも説得力が欠けている気がする。
    特に石長姫とのエピソードの性急さが受け付けなかった。何千年と心を閉ざし続けてきた石長姫の心の傷の深さも、慈悲深さも、何もかも薄っぺらく感じた。
    続きも気になるので読んでみるつもりだけど、もう少し話に深みが出るといいなぁ。

  • 神様の大まかな設定はそのままに、可愛く人間らしく擬人化❗️
    簡単に読めるけど、内容としては薄っぺらい…

  • 仕事も彼氏も失った芽衣が、絶望的な気持ちで神頼みのつもりで訪れた伊勢神宮で出会った神様専用の宿・よろずや。
    たまたま行き会った神様の紹介で働くことになる。
    全部の
    キャラクター設定、あやかしもしくは神様が泊まる宿に就職する主人公。何もかも最近ありがちな感じでわざわざ次を読む必要はないかな。。。

  • 21.03.19読了
    前読んだ伊勢の神様の物語の方が、優しい感じの神様だったなーこの系の話は、基本現実がとんでもなくぐちゃぐちゃで、神頼みー的なところから話が広がるのね。
    そして、宿すら神様的な感じで色々変わるのね。こういう話をいくつか読んだことで、神様の名前は覚えられなくても、特徴は覚えてきた。ということは、作者はやっぱりかなり調べて書いてるんだなーと。
    この場合だと、伊勢に関する神様が出てて。
    イラストもある分、小説だけど少しアニメ感もあって、テンポがよい。
    軽い感じ。さー、今後どんな話になってくのやら?

  • 「千と千尋の神隠し」を思い出した。設定やキャラクターに違いはあるけど芽衣が千、天がハク、燦がリン、邪神がカオナシ、みたいな感じかな。だからダメとか面白くないということではない。これはまた別の物語だ。「やおよろず」ってこの世じゃないところにあるのかと思えば携帯電話はつながるから、芽衣のように普通の人でもどうやら行けそうだ。問題なのは行き方と帰り方がどうもわからないことかな。いちばん驚いたのは芽衣が「やおよろず」に就職?を決めたこと。なんか元の世界に帰る気はなさそうだ。きっとグダグダ、ダラダラと思い悩んでいた世界よりもその暇もないほど忙しい「やおよろず」のほうがココロもカラダも居心地がよかったからだろう。なんかオイラもそこは共感だ。ご飯がおいしくてよく眠れる生活っていうのはこんな生活なんじゃないかな。

  • 途中まではイマイチ感なストーリーだったけど、石長姫登場あたりから面白くなってくる。
    それにしても、日本の神話と神社、神道がいまもつながっていたなんて新鮮な驚きだ。

全23件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

山口県出身。2011年『シミ。~純愛、浮気、未練、傷跡~』(宝島社)でデビュー。シリーズ作品に「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。」「大正幽霊アパート鳳銘館(ほうめいかん)の新米管理人」(以上、角川文庫)、「神様たちのお伊勢参り」「さくらい動物病院の不思議な獣医さん」「神戸栄町アンティーク堂の修理屋さん」「神様の棲む診療所」(以上、双葉文庫)がある。その他に『不良坊主と見習い女子高生の霊感メソッド 祀町(まつりまち)オカルト事件簿』(KADOKAWA)、『リキッド。』(講談社)など著作多数。

「2023年 『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。14』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹村優希の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×