龍天ノ門 ─ 居眠り磐音江戸双紙 5 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-5 居眠り磐音江戸双紙)
- 双葉社 (2003年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575661460
作品紹介・あらすじ
新玉の年を迎えた江戸深川六間堀、金兵衛長屋。相も変わらぬ浪人暮らしの磐音だが、正月早々、八百八町を震撼させる大事件に巻き込まれる。さらに生まれ故郷の豊後関前藩でも新たな問題が出来する。日溜まりでまどろむ猫の如き磐音の豪剣が砂塵を巻いて悪を斬る。著者渾身の書き下ろし痛快時代小説第五弾。
感想・レビュー・書評
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2022年12月10日
利高を選んだ理由が知りたい。
利高の奈緒に対する恥は全くのお門違い。
本当に腹立たしい。
でもきっと好転していくのだろう -
奈緒さんのお披露目が終わり、今度は藩の借金を今津屋に頼むという、これまた人付い合いを難しくさせるような使命を受ける磐音。
これは自分でもやりたくないなぁ。 -
時代小説
江戸の暮らしに戻った磐音さん。
南町奉行所のボランティアに駆り出されてたいへん。
或いは関前藩のボランティア。
個人的に好きなキャラ地蔵親分登場。
奈緒さんが息災でいるか、胸に想いを抱えながら人のために東奔西走。
磐音の人柄が今津屋の心をガッチリ捉えた地固めの一冊。
殺陣の格好良さはもちろん、兎にも角にも食べ物がどれも美味しそうですお腹がすきます! -
直心影流の達人、坂崎磐音は相も変わらぬ浪人暮らし。許婚、奈緒の行方を追って、故郷・関前から加賀金沢まで旅したが、ついに会えずじまい。江戸の住人に温かく迎えられてほっとしたのも束の間、八百八町を震撼させる大事件に巻き込まれる。
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新玉の年を迎えた江戸深川六間堀、金兵衛長屋。相も変わらぬ浪人暮らしの磐音だが、正月早々、八百八町を震撼させる大事件に巻き込まれる。さらに生まれ故郷の豊後関前藩でも新たな問題が出来する。日溜まりでまどろむ猫の如き磐音の豪剣が砂塵を巻いて悪を斬る。著者渾身の書き下ろし痛快時代小説第五弾。
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穏やかな風貌とは裏腹に凄腕の剣術使いである浪人、磐音の物語、第五弾になる。
江戸にもどった磐音は再び貧乏長屋住まいになり、鰻割きと用心棒稼業をしながら、直面するさまざまなトラブルを解決する。
悪人たちのもとにやたらにおっとりと登場する姿は、ちょっと格好よすぎる感じもするけれど、わかりやすいヒーロー像でさらさら読めるのがいい。
同じようなトラブル解決の話が続くようでありながら、許嫁であった奈緒のことや、出奔した藩の状況などは確かに時の流れとともに変化し進んでいて、新たな出会いなどもあり、これから物語はどう進んでいくのか楽しみ。 -
2020.01.30読了
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奈緒が江戸に来た。豊後関前藩は金に困って今津屋から借金。物語の本筋が少し動き出した感じ。
でも、これで50巻ほど続くのか?話はちゃんと進むのか? -
正月早々事件続き。
笹塚孫一に抱え込む事件は『奉行所以上だな』と言われてしまうのには笑ってしまいましたが本当にあれこれ続きます。
巻き込まれる事件、吉原へ入ってしまった許嫁奈緒のこと、借財が嵩んでどうにもならない生国の藩のこと…磐音の苦労や悲しみは続きそうです。
幸せになって欲しいなぁ。