袖返し: はぐれ長屋の用心棒 (双葉文庫 と 12-2)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575661736

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    料理茶屋に遊んだ旗本が帰宅途中、若い女に起請文と艶書を掏られ、大金を強請された。時を同じくして、元女掏摸で今は小料理屋を営むお吟の父親が何者かに殺害される。華町源九郎は、長屋に住む居合の達人、菅井紋太夫らと真相解明に乗り出すが…。鏡新明智流の剣が闇に潜む難敵を斬る。書き下ろし長編時代小説第二弾。

    令和3年1月12日~14日

  • 40超という長いシリーズの第2段。
    はぐれ長屋と呼ばれるところに、55歳で隠居をし、息子夫婦に家を明け渡し、住人となった華町源九郎。
    本人もかなり剣の腕の立つのだが、同じ長屋には居合の名人、研屋、引退したろう老岡っ引きが住む。長屋の人々は決して裕福ではないが、協力を惜しまない助け合いの精神があった。

    この2巻、今回は古くの友人が源九郎にすりにとられた文書の返還を依頼。
    きっかけは、現役当時に縁のあったスリの親子。
    もうとうに、足は洗って飯屋を営んでいたのだが。。。。

    鳥羽亮さんは、他にも読んでいるが、これは結構他と違って斬り合いが多い気がする。年代が古いからか?

  • ウゥーン!一気に始末をつけはって、それなりに面白いんだが、ずっとこうなんか?と考えると、しんどいなぁ

  • 主人公との馴れ初めが分かった。

    2013/07/21図書館から借用;07/24読了

  • 面白い!
    お吟と良い仲になった記念すべき回です
    シリーズの初期は勢いがありますね

  • みんながヒーロー

  • 本文では119ページに明らかになる、スリに掏られた書状の中身を裏表紙のあらすじでばらすのはどうなんだ。
    息子と孫は登場していないが嫁の君枝は2冊続けて登場。なんかかわいくて好きだ(笑)。

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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