八万石の風来坊: はぐれ長屋の用心棒 (双葉文庫 と 12-21)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575663945

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    孫の顔を見に、ひさしぶりに華町家を訪れた帰り道、源九郎は大川端で娘を助けようとした若い武士と出会った。青山京四郎と名乗るこの男、藩を逐電したと言うが、面長の端整な顔立ちで牢人とは思えない雰囲気を身につけていた。住む家がないというので、はぐれ長屋で暮らすことになるが、長屋の若い娘たちは、その日から京四郎に夢中になる。大好評シリーズ第十六弾。

    令和3年5月23日~24日

  • 長屋の少女、おふくが若者たちに取り囲まれ困り果てていた。そこに若者が飛び込んで、助けようとしたが、あっさり転ばされる。
    そこで近くにいた源九郎が助けたのだが。。。

    腹ペコでフラフラしていた若者を長屋に連れてきた。
    しばらくいるという、天真爛漫な様子で悪気はないが、何か世間離れしている。

    しばらくすると事情が飲み込めた。藩の跡取り争いがあり命をつけ狙われているのだった。

    連携抜群の長屋オールスターズ。
    大活躍!

  • 気ままな人達

  • ワンパターンのストーリー展開だが,気楽に読める。

    2013/08/24図書館から借用;即日読み始めて読了

  • はぐれ長屋の用心棒16~大川端で娘を助けようとした若い侍を救ったが,青山京四郎と名乗り,腹が減ったとはぐれ長屋に居着いてしまった。聞けば藩を蓄電したのだというが,持ち物の大小は大した業物だ。青山を訪ねてきた武士らは若と呼ぶ。一方で,斬り合いを演じた連中も同じ藩の者だと思われる。事情を聞くと,父は病床にあり,長男は早逝し,次男は病弱,三男で妾腹の京四郎に藩主の座が廻ってきたが,分家している旗本となった叔父が横槍を入れてきた。羽州から国家老の意を受けた次席家老が向かっていると聞き,暗殺を飽きられた敵方が動き始めた。刺客を追い越した源九郎らは利根川近くの松林で待ち伏せする~いつもの調子。どこかで読んだような気がするよね

  • 能天気な次期お殿様・・・お家騒動の話に
    はぐれ長屋の用心棒を頼るなんて気概の
    ない藩だこと(笑)

  • 8/12

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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