しっこかい-わるじい秘剣帖(3) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.46
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本棚登録 : 97
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575667486

作品紹介・あらすじ

三井清左衛門たっての頼みで"越後屋"への嫌がらせの解決に協力することになってしまった元目付の愛坂桃太郎。調べを進めていくうちに、「かわうそ長屋」の住人が関わっていることがわかってきた。芸者の珠子母娘を守るため、桃太郎は今日も孫の桃子を背中におんぶしたまま、奇妙な事件の謎解きに奔走する。大人気シリーズ第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • わるじい秘剣帖シリーズの3作目
    2015.11発行。字の大きさは…中。

    3冊読んでやっと解った、これは名著かもしれない(笑)

    肩の凝らない娯楽書。
    短編5話、短く終わる、展開が早い、分かり易い、筋書が簡単。設定が面白い、固いと言われる元目付が孫可愛さに侍姿で孫を背中に背負って町を歩き事件捜査、チャンバラの場面でも孫を背中に背負って切りあう。
    まさに暇つぶしには、ちょうど良い何冊でも読める。

    図書館の蔵書数を見たらビックリ、1巻から全て8冊も所蔵している。通常この手の本は1冊か、よくて2冊。
    これは名著だ(笑)

    【読後】
    感想を書いていて、図書館の蔵書数を調べたら本当にビックリしました。時代小説の蔵書数をはるかに超えています。これは、時代小説で無く、娯楽書です。

    • ぺこさん
      やまさん

      おはようございます。
      こちらこそ、いいね&コメントありがとうございました。
      やまさん

      おはようございます。
      こちらこそ、いいね&コメントありがとうございました。
      2019/12/04
  • 主人公のバディ的存在が最終章でいきなり余命三ヶ月あまりって急展開がありびっくりさせられる
    露骨に死を怖がる友に戸惑う主人公が良かった
    前巻までは ああ まあね って感じだったがこれは面白くなりそう

  • 2015年11月刊。文庫書下ろし。5章構成。前巻と似たような展開で、飽き気味でしたが、最終章で桃太郎の親友の病が発覚。またまた続きが気になります。

  • 2023.02.11

  • とにかくサクサク読めてしまうシリーズ
    一日に2冊読むこともあった
    最後まで読み切ってから感想残そうかなぁ
    と、思った

  • 第三弾
    かわいい孫に害が及ばない事を願い、訳あり長屋の住人の問題を解決
    親友の朝比奈が不治の病に
    今後は?

  • 珠子さん、かっこいいなぁ。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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