仇討ち居合-はぐれ長屋の用心棒(38) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.29
  • (1)
  • (3)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575668063

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 広小路で居合の大道芸を披露していると、12〜3歳頃と思われる娘がきつい目をして菅井を睨んでくる。
    長屋に帰る途中、「父の仇」と襲ってきた。

    だがそれは間違いで、目付けをしていた父親を菅井のように、長髪でやせぎすな居合をする浪人に殺されたのであった。

    その娘、「きよ」は菅井に、居合を教えてほしいというが、菅井走れよりも、居合をする相手を想定した稽古をすることにした。

    父親が殺された理由を探り、仇を撃つ。

    長屋中で応援することに。

  • 菅井の居合は本物で、過去に不覚をとったことがない
    でも、敵に間違えられたのは前にもあったな
    顔が怖いからね

  • 第三十八弾
    目付の娘の仇討ちに係わった用心棒たち
    相見変わらず読み易い

  • 2016年12月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ38作目。今回は、若い娘の剣術指南をする菅井紋太夫が面白い。いつものことながら、登場する人達に、親しみを覚えます。

  • はぐれ長屋の用心棒、剣は強いが走るとすぐ息が上がる華町源九郎、将棋が好きなほどには強くない居合の達人菅井紋太夫、2人の脇に茂次、孫六、平太、三太郎の4人。お熊、おとよなどの女性陣。今回は父の敵を討つきよ12歳の娘の物語。菅井紋太夫が活躍します!鳥羽亮さんのシリーズ、第38巻「仇討ち居合」、2016.12発行。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鳥羽亮の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×