- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575668063
感想・レビュー・書評
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広小路で居合の大道芸を披露していると、12〜3歳頃と思われる娘がきつい目をして菅井を睨んでくる。
長屋に帰る途中、「父の仇」と襲ってきた。
だがそれは間違いで、目付けをしていた父親を菅井のように、長髪でやせぎすな居合をする浪人に殺されたのであった。
その娘、「きよ」は菅井に、居合を教えてほしいというが、菅井走れよりも、居合をする相手を想定した稽古をすることにした。
父親が殺された理由を探り、仇を撃つ。
長屋中で応援することに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
菅井の居合は本物で、過去に不覚をとったことがない
でも、敵に間違えられたのは前にもあったな
顔が怖いからね -
第三十八弾
目付の娘の仇討ちに係わった用心棒たち
相見変わらず読み易い -
2016年12月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ38作目。今回は、若い娘の剣術指南をする菅井紋太夫が面白い。いつものことながら、登場する人達に、親しみを覚えます。
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はぐれ長屋の用心棒、剣は強いが走るとすぐ息が上がる華町源九郎、将棋が好きなほどには強くない居合の達人菅井紋太夫、2人の脇に茂次、孫六、平太、三太郎の4人。お熊、おとよなどの女性陣。今回は父の敵を討つきよ12歳の娘の物語。菅井紋太夫が活躍します!鳥羽亮さんのシリーズ、第38巻「仇討ち居合」、2016.12発行。