家宝の鈍刀-雇われ師範・豊之助(4) (双葉文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575668087

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  • 豊之助とお美代、それぞれに縁談が。
    お若と借金取りに出かけていくと、昔道場の後輩だった男が、ゴロツキどもと、ゆすりをしているところに出くわす。

    時を経て、何とその後輩が材木問屋の手代を刺殺したとの疑惑が。

    そこまで悪い男とは思えない豊之助は、、、、。


    恋話と江戸時代の武家の内助の苦しさが原因の妬みと嫉みが大きな罠となり、、、。
    豊之助たちの活躍が冴える。

  • お美代とは思い合っても身分の差があるしなぁ。

  • 第四弾
    昔の弟弟子の危機を救う豊之助、叔父が持ってきたお見合い相手、そして美代の縁談相手!
    事件解決の過程でお美代が誘拐、この件で二人の絆は

  • 2016年12月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ4作め。道場仲間の無実をはらそうと探索に動く豊之助。自分とお美代の両方の縁談話にやきもきするが、おちつくところにおちついてひとまず安心。気持ちが近づいた二人の行く末が気にかかる。

  • 千野隆司さんの好調シリーズ、雇われ師範・豊之助№4「家宝の純刀(なまくら)」2016.12発行です。三千石大身旗本永田家の三男、永田豊之助24歳、剣の道を極める思いで、荒れた来栖道場の再建と借金の返済に。金貸しお若婆さんの手先になり用心棒となって。道場の隣りに住む稲荷寿司屋を営む文太郎とその娘お美代20歳(お若の孫)。豊之助とお美代、お互いを意識しながらぎくしゃくした関係が続いていましたが、本作ラスト、一気に大接近ですw!

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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