じゃりン子チエ (4) (双葉文庫 は 4-5 名作シリーズ)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575721454

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  • 小鉄のむかしの名前が"月ノ輪の雷蔵"というむちゃくちゃカッコいい名前だった。(写真①)数々の修羅場をくぐり抜けてきたネコ任侠界では有名な猫だったという。どおりで並々ならぬ肝っ玉をしてるんやね、ケンカもむちゃくちゃ強いし。ネコの世界だけに限らず人生においてやはり腕力と胆力と口先が重要なシーンというのは何回かある。そこをどう乗り越えるかがその後の人生のターニングポイントってやつなのだろう。その機微が分かるのが少し遅かったな。までもいつまでもそのことをクヨクヨ考えてても仕方がない。そういう時の対処の仕方はさすがおばあはん。至言。(写真②)逆にあったかくてお腹いっぱいの状態で悩み続けるのはむつかしいものな。南国の人の方が寿命が長いのは決して偶然ではない。カブでバカづきの時のテツの調子のりっぷりが腹立つけどおもしろい。(写真③)わざわざ刑務所に入ってる地獄組の親分にイヤミ言うてんのもおもしろい。テツだけは敵にはしたくない。

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