こどものじかん(13) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
- 双葉社 (2013年6月12日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575842463
感想・レビュー・書評
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978-4-575-84246-3 212+2p 2013.6.12 1刷
◯1巻が出てた頃は、最後まで出版できるんだろうかという心配をしてた。それだけ、内容がまあ、ね。
巻を重ねるごとに教育現場の現状を入れるなどビックリもした。
どう、最終巻は着地するのか……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ最終巻。
まもなくりんたちが卒業を迎えることになり、青木も新しい道へと進むことを決意します。さらに青木への恋に破れた法院先生も、さらなる飛躍を求めることになります。そんななか、校長のセクハラ疑惑がもちあがり、りんがその真相をたしかめようとみずからの身を危険にさらすことになります。間一髪のところで青木が彼女を救い出しますが、事件はレイジの心を激しく揺さぶり、結果的に彼もまた、諦めていたみずからの人生を歩んでいくことになります。最後は、りんと青木の再会のエピソードで締めくくりです。
本シリーズを通して、りんと青木の関係性が中心になっていて、サブキャラクターの掘り下げが若干もの足りないように感じていたのですが、とりあえず主要なキャラクターたちが未来への希望をいだいて前へと進んでいくような結末になっていて、安心して読み終えることができました。 -
後半から傾向が見えてきたけど、本当にそっちの方向になって決着するとは思わなかった!
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自分がやり遂げた事を見に来いよ‼︎
オレは…お前を祝うからな‼︎
今巻の、と言うかこどものじかん全てを通じてのベストワードでしょう。
そして、「僕 りんを守ったよ。」
ここではこの言葉を誰が発したかはあえて書きません、それは登場人物がみんなそれぞれをそれぞれが守った形になったと思うので。
余談ですが、一番の成長を遂げたのは青木先生でもなく、レイジでもりんちゃんでもなく、私は鏡黒ちゃんが一番成長したと思う。 -
ませた少女に振り回される新任小学生教師モノも最終巻。
最後までシリアスやギャグやきわどい描写一辺倒にならず、ゆるい部分と考えさせられる部分が混在するストーリーの舵取り、さじ加減が絶妙だった。
子供の成長で避けては通れない部分をストレートに描くことが作品の存在感に繋がってるのかなぁなどと思う。
子どもたちだけでなく、大人もガキな部分があって、一緒に成長するのを実感するシリーズだった。 -
こどものじかんの最終巻。
どんな風に終わるのか楽しみにしていましたが
まさかのりんの成長ぶりに最後は笑いました。
終わって寂しいけど
楽しかった。 -
最初はそんなつもりがなかっただろう漫画だったと思うのですが、最後のほうは学校という世界、先生、生徒という設定の中で結構真面目な話題になっていたと思います。
結局は片親がいなかったり虐待されてたりっていうトラウマみたいなものと戦う話だったので、余計なのでしょうけど。
児ポ法とかが本気で話が進んじゃうと、もう読めなくなりそうな際どい漫画なので終わるべき時期に終わったのかなと邪推。まぁ展開的に終わりに向かってはいましたが。
きちんと終わりましたし、白ちゃん好きとしてはよかったんじゃないかな。
色々書きたいことはあるのですが、まとまらない気もするので、まとまってよかったなぁと。 -
5年ほど前から愛読していましたが、ついに最終巻となりました。
ただのロリ・エロ漫画ではなく、子供のストレスや家族の問題を真正面から描いた感慨深い作品だったと思います。
だからこそ、すっきりとし過ぎた終わり方がやや残念に思えたので、
まぁもやもやとしたまま終わるよりはいいのかな?と思いつつ★3つ。