- Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575843439
感想・レビュー・書評
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響 小説家になる方法を読み柳本光晴先生にハマった口ですが、柳本光晴先生は何の変哲もないごく普通な女の子を魅力的に描くのが本当に上手いなと感じました。タイトル通りの物語なのだけれど、表現が非常に良く、また遥が和也の子供と一緒にどこかを歩いている夢を見ながら遙が死んでいくシーンは何ともいたたまれない、6話で千穂と和也とその子供で遥の墓参りに行くシーンがある為なおさら心に来る。しかし、読後はとても清々しい気分でした。とても素晴らしい作品だと思いました。
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単刀直入すぎるタイトルに敬遠してたのですが、思い切って読んでみました。正解はないし何をしても悔いは残るだろうけど、自分が登場人物の誰かだったとして、何をするだろうか、何をできるだろうかと、思いました。
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タイトルの通り。
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高校入学時、余命3ヶ月を告げられた少女が「きれいに死んでいく」までの物語。
美しかった外見が最期は無惨な姿になる、しかし心の外側だけは強く
美しくあろうとする、壮絶な姿が突き刺さる。
果たして、彼女は終わりを幸福に迎えたのだろうか、一読しただけでは
うかがい知ることは出来ない。 -
王道の素材を使い、奇をてらった味付けはせず本来の味を引き立たせることで、シンプルさが却って洗練された印象を与える…ことを狙ったような作品だと思う。
実際、ありきたりな展開でも丁寧な描き方で「ベタ」ではなくちゃんと「王道」してる。
ただその分、如何にも何か仕掛けてますよーって感じのタイトルがなぁ。キャッチーだけど。 -
無理に震わせることなく淡々とすすむ日常と死。それでも、まんまと泣くよね。
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いや、ゴメン。これが泣けるってきいたんだが。この程度で泣けるわけないやん。これで泣けたらおれは、毎日365日24時間ないてるわ。
泣けって言われても、泣きたくならなきゃなきませんがな。