- Amazon.co.jp ・マンガ (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575850017
感想・レビュー・書評
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雑誌で紹介されていて気になった作品。タイトルが犯罪っぽいので社会派の物語なのかと思い、手にしました。
男の子が一人で夜、外にいるのを危ないと感じるのは大人だったらそう思うのだが、子どもは気にしない。そんな中、そのままにしておけない主人公が守ってあげるけど、その様子は他所から見たら異様に思えるという…。好意だけど、変質者とどう違うのかといわれると、他社から見て同じようにも見えるということ。子どもを守らなければいけないという親の義務と、育てるためにお金が必要だからそばにいられない大人、という相反するようで共存していく中でのお話。これから成長して、少年はどうなっていくのか続きが気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
椎川さんが真修の家の「おかしさ」に気づいた場面が、地味に印象的だった。
聡子以外の誰か(おそらく聡子よりも冷静で的確な判断のできる)が、そのことに気づいてくれた瞬間。
けれど、それがほんのわずかに遅かったということが、あまりに切ない。
それから2年が経って、今度は真修のほうが先に見つけた。
そのことに、きっと大きな意味があるのだろう。
日常の中で、何かを見つけるということ。
何かの存在に気づくということ。
それを描いた物語なのだろうか、と感じた。 -
子どもというものがいかに繊細でいかに敏感でいかに真っ直ぐでいかに貪欲でいかに瞬間的なものでいかに眩しくていかにすごいものかっていう全部を(もっと色んなものもまとめて)突きつけられる。タイトルに「少年」とあるだけあるなと、毎回思うけど、とても、痛切に、思う。そして30歳の主人公の抱えてる据わりの悪さみたいなのも分かる。だから息がつまるし心が動くし面白い。真修はもちろんだけど、聡子も救われてほしい。
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テンポがいいです。
父親とのやり取りにちょっと安心があったのに
そこかー、ダメかー、と思ったわ。
冷静な目で見ればその反応は当たり前なんだけど
視点が主人公だと…と二つの反する考え方が
生じるこの作品は面白いと思う。
再会。
この後どう転がっていくのか
展開に期待。 -
聡子さんにとって少年は煌めきのよう
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なかなかつらい展開になってきた。
先を知っているからこそ、この頃の良さが、つらいね。 -
【あらすじ】
30歳OLと12歳小学生。真修と離れる決意をした聡子だったが「聡子さんにあいたかった」という真修の言葉で自分の感情に気付く。二人で過ごす時間がずっと続いてほしい、そう願う聡子は真修の家族と対峙することになる――。「このマンガがすごい! 2017」<オトコ編>第2位ほか各メディアで話題沸騰中、待望の第3巻!!
【感想】 -
ましゅーくんいくつになっても美しいよ…