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- / ISBN・EAN: 9784575932478
感想・レビュー・書評
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日本昔話を題材にした、うーん、パロディ?みたいなマンガ。読んでいるとその設定を忘れてしまうほどオリジナリティのある物語ばかりだけど、モチーフはちゃんと昔話から。ほとんど残酷な終わり方で、たしかにお伽話なんてこんなもんだよなって思いながら読んだ。普通に面白かった。
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2009.2.14読了
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大学時代を過ごした寮は、卒業して退寮するとき、今まで同室だった後輩たちからプレゼントがもらえます。そのときこれをリクエストしました。しかし引っ越しのどたばたで紛失。
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半分はおとぎ話に材を採った「月の章」、もう半分は花輪氏原案の「星の章」。とくにコミカルな一篇「桃太郎」はこうくる。晴れた日に、川に桃人間の流れ来て、一人の少女は拾い上げ、それをおいしく食ったとさ。残ったは、種のみついた一寸法師。法師の目指すは、オニガシマ。お礼に少女は、鬼のもとへと連れて行く。鬼はうらやみ、それ欲しい、打出の小槌と交換しよう。なんでも願いが叶うもの、機械じかけの打出の小槌。少女は一人得をする。
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お魚の顔が可愛すぎる。
やっぱり花輪さん。 -
従来の御伽草子モノとは一味違う。
シビアな中にも飄々とした登場人物達が素敵。そしてSF。SF? -
タイトルが分かり難いが「御伽草子」。おとぎ話に題材を求めた「月の章」(別冊アクションに掲載)と、その他の「星の章」(スーパーアクション・漫画アクション増刊に掲載)に分かれている。80年代後期から90年初頭の作品に、1つだけ古い作品を収録。書き下ろしも1作入っている。「猫谷」と同じトーンの「あきらめ」が全体を支配していて、どうにもならないのに清々とする奇妙な読後感がある。これもお勧めの1冊。