ぢるぢる日記

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 188
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (99ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576006956

感想・レビュー・書評

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  • シュール。
    人が「それを言っちゃおしまいよ」なことを平然と言う。間違ってもこういうことを言えない人はこういうことをさらりという人に助けられている。
    作風からもにじみ出ている部分があるけれど、追悼文を読んでなかなかに生き辛い中でその身を置いていらっしゃったんだろうと推察した。
    いろんな意味で度肝抜かれた。

    (20120507)

  • ねこぢるの、日常ともいえないような日常。

  • ねこぢるの遺作らしいです。
    ブロスでやってた連載。


    ねこぢるがもうこの世にいないなんて、寂しい

  • 淡々と綴られる絵日記。文章は淡々としているけれど起こったことはなかなかぶっ飛んでいます。面白いです。

  • 『ねこぢるうどん』や『ねこじるせんべい』等のバイオレンスな日常作品(?)を代表作に持つねこじる本人の体験談が絵日記形式でまとめられた本作。連載が1994年から1998年までであり、最後の日記が「1998ねん4月〇にち」となっているということは、彼女が〇殺する直前の遺作と考えることもできなくない。そのような意味で考えてみても、ねこぢるのキャリアの中で、この作品の占める位置は大きいと思う。単純にシュールで、ウエッてなるけどスカッとするし、自分たちが見落としてしまう日常と皮一枚つながった狂気をきちんと捉えた作品だから、ここまでくると感動さえしてしまう。ちまちまと登場するクスリの話や、テクノにゴアの言及なども興味深く他作との関係も見えて、ねこじるを好む者としては、読んでおいて損はないと思う逸作でした。

  • これが日常なのか?!と思うほど。すごく笑った。このひとのみていた世界はどんな世界だったのだろうか。
    本当は大判でよみたかった。購入し直したい。

  • 「夜中に電話。 男の抑揚のない声で
     「ピュアですか?」「ピュアなんでしょう?」と意味不明な事を言っていた。
     知人かと思ったが違ってた。
     自分が誰で何をしているかも解んなくなってる人だった。」

  • ハードカバー版の方を持ってます
    この方の個性には何故か惹かれる

  • ねこぢるは中学生の頃読んで、その異世界っぷりに衝撃を受けました。

  • ホントに単なる絵日記
    挿絵に7〜8行の文章

    でも何故か心を掴む

    ピンポイントで大切な事や
    どーでもイイ事

    これだけなのに凄い本

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