しあわせにできる(7) (シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
3.71
  • (14)
  • (13)
  • (31)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 110
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576050645

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 白金で二人で住むことが周知の事実になり、本田の気持ちも随分変わってきました。何より引っ越す前にすれ違った寂しさを感じなくなりそれどころか安堵さえ。3課の花見を庭で行ったり、二人の関係が濃くなりつつある中、久遠寺の曰くありげな長兄・昴がいよいよ仕掛けてきました。

    Hシーンはそれまでは基本1巻につき2場面だったのですが、今回の巻では3回。プライベートな二人の釣りも良かったです。やっと二人の関係が上昇しそうで続きがかなり気になってきました。(焦らされすぎ;)

    書き下ろしは、堂島視線のまゆりとの馴れ初め、そして久遠寺皇とと兄・昴の確執の発端が書かれています。
    やっと複雑な人間関係が少しずつ分かってきた感じ。まだまだ本田の母や久遠寺自身のこと、会社内部のことなど不明なことは多いです。

  • 【あらすじ:白金の家への引越しも無事完了し、不本意ながらも久遠寺との公認同居生活を始めた本田。3課連中の花見場所まで提供し嵐は過ぎ去ったかに思えたが、美和の頼み事の件で望まぬ出会いをした昴が再び本田の前に現れる。時期を同じくして、日芳上層部では本田を1課に異動させようという動きが見え始め、久遠寺には北京転勤の噂が……。偶然とは思えない展開、さらに追い討ちをかけるようにパーティの招待状と久遠寺とのキスシーン写真を手渡してきた昴の目的は?兄弟の確執の板ばさみになりながらも、久遠寺にそれを告げられない本田の選択は? 番外編は久遠寺の高校時代、渡米直前のエピソード『等分のしあわせ』 堂島の目線で。】 

    番外編『等分のしあわせ』はチラリとのぞいて次巻(8巻)ネタバレっぽいので8巻読み終えるまで控えてみた。それで正解。

  • とうとう、とーうーとーうー昴が罠を仕掛けてきました!何を考えているのか分からないので余計に怖いよ。映さん曰く昴はねちっこい性格らしい(苦笑)罠はまだ終らないようなので続きが気になる…!
    巻末は堂島さんとまゆりさんのお話。雪とまゆりの会話を思い出すと、堂島さんが少し可哀相な気もするけど…私はまゆりさんと雪が大好きなので(笑)そこはそれで。

  • 久遠寺皇×本田雪彦。白金の家で二人で暮らし始めたが、そこへ久遠寺昴の影が忍び込む。どうなる、皇と雪彦。書き下ろしは堂島×まゆりの出会い〜編。皇の少年(?)時代も垣間見ることが。

  • ●感想●
    表紙は昴氏でしたねぇ〜。怖いです、昴。
    次第に久遠寺への想いを自覚してきた本田、でも素直に口に出せない。久遠寺ももしかしたら・・・と思いながらも確信が持てない。もどかしいんだけど、お互いの気持ちもよく解る。最初、久遠寺が「自己中の強引男!」って嫌ってた私もほだされちゃってるんだからさ。最近の久遠寺は「先回りして気の利く男」に昇格したみたい。
    今回昴の存在が不気味です。初登場のヒール(悪役)です。鍵は謎ですよねぇ〜、この兄弟ってば。映がイイヒトに見えます。
    とはいえ、この後の話を雑誌で読んじゃってるんでハラハラドキドキ続きを待ってま〜す・・・とは言わないモノのそれも寂しいかなと思う今日この頃。
    今回書き下ろしが久遠寺の高校時代と言うよりは堂島目線のまゆりとのなれそめから同居までの話しに皇が絡んでる感じです。本編の本田との釣りデート!?ともリンクした内容です。昴と皇との確執にもチラっと触れてます。まゆりはとても好きなキャラなんでコレを読んで堂島ともども更に惚れましたよ。欲を言えばバーテン時代の本田にふれて欲しかったなぁ〜なんて我が儘ですよね。

    ●あらすじ●
    白金の家への引っ越しも無事完了し、不本意ながらも久遠寺との公認同居生活をはじめた本田。3課の花見場所提供までし嵐は過ぎ去ったかに思えたが、美和の頼み事の件で望まぬ出会いをした昴が本田の前に現れる。含みのある様子でパーティの招待状を押しつけた昴の目的は? それと時期を同じくして日芳社内で久遠寺の北京転勤や本田の異動の噂が流れはじめて…。久遠寺と本田の前に立ちはだかる初めての共通敵!? 二人の生活は幻となってしまうのか。書き下ろしには高校時代の久遠寺登場。

    ●シリーズ刊●
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576030604/makishome09-22">しあわせにできる 1</a>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576031678/makishome09-22">しあわせにできる 2</a>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576040014/makishome09-22">しあわせにできる 3</a>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576040677/makishome09-22">しあわせにできる 4</a>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576041460/makishome09-22">しあわせにできる 5</a>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576042378/makishome09-22">しあわせにできる 6</a>
    <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576050648/makishome09-22">しあわせにできる 7</a>

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1月9日生まれ子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。

「2023年 『老舗酒蔵のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷崎泉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×