未来からの恋人 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

著者 : リンダ・ハワード 加藤洋子

• 二見書房 (2006年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ヒボさんの感想 · 2024年2月14日]

先日、コルベットさんがリンダ・ハワードのレビューをあげられたのを見て完全に感化させられました(笑)
いや、いい意味です。

リンダ・ハワード...懐かしい～

最初に手にした作品は「二度殺せるなら」（1999年初版）、もう25年位たつんですね^^;

今程ではありませんが、当時も少し読書にハマっていた頃で、その後リンダ・ハワード作品は新刊が発売される度に購入していたのを懐かしく思い出しました。

ロマンティック・サスペンスの女王、当時一番好きな作家で、今も当時に購入した本が何冊か本棚に残っています。

無性にリンダ・ハワード作品を読みたくなり、選んだのが本書「未来からの恋人」。

理由はですね、何せ今の本棚にある本の中でも最も古い蔵書、並べてある本棚の一番奥の本棚の奥の方にリンダ・ハワード作品が並んでいるのは何となく記憶に...

夜に電気もつけず、確かこの辺に...
と手をのばし、取り出したのが本書だったという訳です。

確か「二度殺せるなら」、「石の都に眠れ」等の作品もあったと思うのですが...

本書は2006年に発売されたもちろん初版本、それでも結構前ですよね。

すっかり内容も忘れてました^^;

リンダ・ハワード作品としてはロマンス要素が薄く感じられましたが、やはり読みやすい作家だと思います。

たまには本棚の奥から引っ張り出してくるのもいいですね(*^^*)

<あらすじ>
1985年、アメリカ南部の田舎町でタイムカプセルが埋められます。開封予定は百年後ですが、2024年に何者かに掘り返され、同じ夜に弁護士が槍で殺されます。郡の捜査官ノックスは、現場でFBIのニキータと出会いますが、彼女は実は未来からやってきたタイムトラベラーです。彼女の任務は、タイムカプセルに隠された重要な情報を回収することです。しかし、彼女は現在の世界で危険にさらされ、ノックスに助けられます。二人は次第に惹かれ合いますが、ニキータは自分の正体を隠し、ノックスは彼女を疑います。やがて、タイムカプセルに関係する陰謀が明らかになり、二人は敵の銃弾から逃れながら、愛と信頼を確かめ合います。ニキータは任務を果たし、未来に帰ることができるのでしょうか。ノックスは彼女を手放すことができるのでしょうか。二人の運命は、時の流れに委ねられます。

この小説は、女王リンダ・ハワードの新境地と言われる作品です。タイムトラベルとサスペンスの要素を組み合わせた斬新なストーリーと、熱く切ないラブストーリーが魅力です。

本の概要

1985年、南部の穏やかな田舎町。郡庁舎の広場にタイムカプセルが埋められた。開封予定は百年後。が、わずか二十年後に、カプセルは何者かに掘り返され、同じ夜に弁護士が槍で突き殺された。郡の捜査官ノックスは、殺害現場でFBIのニキータと鉢合わせるが、次の瞬間、何者かに狙撃される。幸い銃弾は命中しなかったものの、ニキータの奇妙な言動に不審を抱いたノックスは、彼女を監視しながら、事件の捜査を進めていくが……。女王リンダ・ハワードの新境地!

[コルベットさん · 2024/02/14]

ヒボさん、懐かしい〜！もうそんなに経つんですね。それにしても素敵な本棚をお持ちですね。そして、確かこの辺に、でチョイスする感じもいいなあと♪もっと前からブクログを使ってればなあ、とブクログを始めたばかりの頃に思ってましたが、かつて読んだ本を全部登録できたら壮観だろうなと。自分の好みの変遷が見られてある意味自分史みたい。あ、そう考えたら公開するの恥ずかしくなってきたかも(´ε｀；)

[ヒボさん · 2024/02/14]

コルベットさん、おはようございます♪
完全に感化されました(笑)
でも、お陰様で懐かしく、良い読書が出来ました＼(^o^)／
何となく他の作品も読み返してみたくなっていますσ(o'ω'o)
20年位前かと思いきや、25年程経っていました。
そりゃ歳もとりますよね^^;
ありがとうございました!(´▽｀)

[いっちんさんの感想 · 2015年12月27日]

まさにFSの世界。200年たっても両親の愛情は変わらないし、コピーだとしてもニキータを愛している事が素晴らしい。色々突っ込みたい事もあるけどよしとしておこうかな。

[Fernandoさんの感想 · 2014年8月15日]

タイムトリップのロマサス。
未来FBIヒロイン(30)　南部保安官なんとか（35)　「上手くまとめました」って感じ？！

[ブルーバードさんの感想 · 2014年4月13日]

タイムスリップものが好きな人におすすめ

[elleairppさんの感想 · 2012年10月1日]

オリジナルタイトル：「Killing Time」
ヒロイン：ニキータ30歳
ヒーロー：ノックス35歳

★４つにしましたが、★３つにかぎりなく近い４つかな。

200年後の未来からきた200年後のFBI捜査官のニキータ。
「ニキータ」という名前から、私が想像した性格とは違った。
もっと気が強くて、冷たさを持った女性FBI捜査官だと思った。でも彼女は、人の心がよくわかる、悲しい生い立ちをもった女性だった。
一方、ヒーローのノックス。28歳の時に結婚目前だった婚約者を突然の不幸で失ってから、特定の恋人も作らず、真面目に生まれ故郷の捜査官の任務に徹底していた男。
見た目細いが、実は筋肉のついた背の高い体格、顔も悪くなさそうだし、性格も癖なくよい。

そんな彼の心をついに動かした女性が、未来からきたニキータだった。彼女の事情を（無理やり）知ったノックス。未来に帰還する気満々のニキータ。さて、ラストはどうなるんだろう？？と最後までわからなかった。

それにしても、未来は未来でも200年先の未来の生活を想像して物語を書くことって、難しい～と心底思った。想像するしかないんだけど、知識なく想像してベースを作ると、話がやけに陳腐になる。でもリンダ様は頑張って考えてまとめました！ってところですね。

読み終えた後、何個も疑問に残った点があったが、・・・もういいや、忘れよう。

それにやっぱりリンダの描く警察関係のヒーローって、カッコイイ！と思う。一本通っているんだよね～。ヒロインは彼に恋愛感情を持っても、「私は未来から来たから・・・、生まれが～だから・・・」とネガティブに考えて、彼への感情を無視しようと頑張るけど、ノックスに言わせれば「きみはただの女で、オレはただの男。おれたちはいっしょにいる。大切なのはそれだけだ。」で解決。あっぱれノックス！君の勝ち！！

[mylteさんの感想 · 2010年1月24日]

購入済み

内容（「BOOK」データベースより）
1985年、南部の穏やかな田舎町。郡庁舎の広場にタイムカプセルが埋められた。開封予定は百年後。が、わずか二十年後に、カプセルは何者かに掘り返され、同じ夜に弁護士が槍で突き殺された。郡の捜査官ノックスは、殺害現場でFBIのニキータと鉢合わせるが、次の瞬間、何者かに狙撃される。幸い銃弾は命中しなかったものの、ニキータの奇妙な言動に不審を抱いたノックスは、彼女を監視しながら、事件の捜査を進めていくが…。女王リンダ・ハワードの新境地。
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Killing Time by Linda Howard

[sausconyさんの感想 · 2009年4月10日]

Killing Time by Linda Howard
ニキータ・ストーヴァー
ノックス・デイヴィス

[ＳＯＮＩＡさんの感想 · 2007年8月31日]

いわゆるタイムスリップもの。これからの人類が抱えるであろう重いテーマを含みながらも、軽い筆致なのでさくさく読める。リンダが描くヒーローにしては印象が弱い感じがして残念。