哲学的な何か、あと科学とか

著者 :
  • 二見書房
3.88
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本棚登録 : 975
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576061849

作品紹介・あらすじ

はっきり言って、哲学はたいへん恐ろしいものである。だが、それは決して「哲学が難しい」とか「聞きかじりの素人には理解できない」とか、そういう話ではない。そうではなく、哲学が恐ろしいのは、それがあまりにも「面白すぎる」ところだ。その面白さは、まさに中毒的である。難解な専門用語を使わない、"痛快テツガク入門"。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学vs.科学のオンパレード。言われてみると確かにと思うことや、思ってた通りクオリアはやっぱり解明できないよなとか。どこでもドアの仕組みについてのお話は正直同じことを思ったことがあった。その仕組みなら転送ではなく複写もできるはずで、2人存在することも可能では?と。その場合、ドアをくぐる前のボクとくぐった後のボクは違う感情を持っているはずで、それはボクではないということ。でもそれは他人には関係のないこと。
    311冊目読了。

  • 初年の勤務校にて、理科教諭から紹介されたサイトの書籍版。

    科学哲学史の項目がよい。ポパーの反証可能性については、ゼミの教授が何度か話していた。文系でも通用する。学術研究に「できること」と「できないこと」がよくわかる。
    量子力学は難解で、私には意味不明だった。

    数学版も発売されているということなので、そのうち挑戦しよう。

  • 久しぶりに横書きの本を読むことが出来た
    理系の私としては横書きはとてもうれしい

    中身はとても読みやすく、切り口も楽しい

    あまりに丁寧で同じことを繰り返しているところが多々あって、そこまではしなくても良かったのではないかなと

  • 哲学に興味を持つきっかけとしては大変分かりやすい一冊です。思考実験って面白い。答えの無いことが多いこの世の中、考えることが大事です。自分で考えられる奴が活躍することでしょう。

  • 科学や哲学をわかりやすく書いてある

  • 哲学や科学、量子力学など名前では知ってるけど、概念上よく知らなかった話がわかりやすく書かれていて面白かった。これをきっかけに、より各分野について深く書かれた本を読むのは面白そう。

  • かなり前に読んだけれど、何度読んでも面白い。哲学と科学の本。物質に関しての話がとてもよくて、脳から汁が出てくる。僕の趣味である哲学の入り口が本書。某大手テキストサイトでオススメされていた。僕もオススメします。

  • どこでもドアの思考実験で有名

  • 読みやすさが最強レベルの哲学・科学の入門書。
    量子力学とか、どうにも日常生活にかすらないのでなかなか興味を持って読みづらいけど、これは読み口で読ませる本です。
    反面、ちゃんと頭に残るか少し心配ですが。。
    すぐ読めるし、時間があれば読んでみても良いのでは。

  • これは非常に面白かった。久々のヒットである。哲学的に考えると世の中のあらゆるものが矛盾だらけになる。しかしその矛盾が矛盾することなく成立している世の中。文章もとても読みやすいしお勧め。特に後半のドラえもんのどこでもドアをベースにした話はちょっとゾクリとする面白さがありますね。

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著者プロフィール

東北大学大学院修了。会社経営者。哲学や科学などハードルの高いジャンルの知識を、楽しくわかりやすく解説したブログを立ち上げ人気となる。著書に『史上最強の哲学入門』『14歳からの哲学入門』などがある。

「2020年 『「最強!」のニーチェ入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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