哲学的な何か、あと科学とか

著者 :
  • 二見書房
3.88
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本棚登録 : 977
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576061849

感想・レビュー・書評

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  • 科学や哲学をわかりやすく書いてある

  • 読みやすさが最強レベルの哲学・科学の入門書。
    量子力学とか、どうにも日常生活にかすらないのでなかなか興味を持って読みづらいけど、これは読み口で読ませる本です。
    反面、ちゃんと頭に残るか少し心配ですが。。
    すぐ読めるし、時間があれば読んでみても良いのでは。

  • 高校まで苦手だった科学を
    簡単に全体像を教えてもらえる本

  • 知らなかったことが分かりやすく書いてあった。

  • 疑えばキリがない。

  • ■概要
    ・「私」のような「ココロ」を持っているのは実は「私」だけで、他人は全部作り物(哲学的ゾンビ)じゃないのか?
    ・「私」が目で見る「赤」の色の質感(クオリア)は、他の人が見ている「赤」と本当に一緒なのか?
    等の、人の「ココロ」に関する哲学や、量子力学・相対性理論などの科学を、難しい言葉を使わず初心者向けに説明した本。

    ■感想
    ・難しくて敷居の高い哲学・科学理論が、シンプルでとっつき易い事例(思考実験)と平易な(若干ふざけた)文章で分かりやすく書かれており、自分のような概要を知りたい初心者向けには良く出来た本だと思う。

    ・哲学や量子力学の解決していない問題は、一般人が考えても仕方の無いことだし、日常生活には多分役に立たない。でも、教養を増やすことは世界や人間の面白さを知ることであり、自分にとってはそれを知りたいという気持ち(好奇心)があることが、人が生きている意味のような気がしている。

    ・ドラえもんのどこでもドアの思考実験が、かなりホラー的。
    「どこでもドアが発明されたとして、その仕組みが、入口から入った時に肉体を破壊されて、出口で分子再構成されて肉体が作られる(肉体は別だが意識は継続される)、というものだったとしたら、ドアから入った人と出てきた人は同一人物と言っていいのか?入口から入った人を殺したことにならないのか?」
    単なる思考実験・空想とバカにしてはいけないと思う。科学の発達により、道徳観・倫理観が変わるという事例は過去何度も起こった話だから。

  • 哲学入門としてお勧めされ読んでみました。
    ドラえもんが出てきて読みやすかったです。哲学的な考えに初めて触れたと思います。実験や法則で立証された科学の方がわかりやすいです。。。

  • 201211/

  • 最初に呼んだ科学関係の本、シュレティンガーの猫もこれで知った。
    今読んでも量子力学関係はさっぱりわからないが、
    科学関係のところは多少知識がついてきたので読めるようになっていた。
    科学とか哲学とかなんか面白そうって人と、
    ちょっとわかってきたって人におすすめ。

  • 幅広い範囲を初心者にもできるだけわかりやすいように解説してあり、
    読んでいて言っていることの形がイメージしやすいのが特徴的だった。
    普通の哲学書だと概念だけで、読んだ後「で、つまり?」ってなるのが、
    この本だと具体的な例などで「あ~そういうことか」と理解できて心地良い。
    参考書などでもそうですが、読んだ後に充実感が味わえる本というのは良本なんだと思います。

    もう6年も前の本なのに人気があり続けているのがスゴいですね~

著者プロフィール

東北大学大学院修了。会社経営者。哲学や科学などハードルの高いジャンルの知識を、楽しくわかりやすく解説したブログを立ち上げ人気となる。著書に『史上最強の哲学入門』『14歳からの哲学入門』などがある。

「2020年 『「最強!」のニーチェ入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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