ピジョン ブラッド (シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
3.00
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本棚登録 : 172
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576061979

感想・レビュー・書評

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  • 序盤は結構しんどかったんだけど、頑張って進めたら、中々に面白いお話を読めました。よかったです。

  • あ~あ~あ~。快感を知ったルビーが『真の快感』を求めてずっといたしてたって話ですね。

  • 高校生の緋織は両性具有で、父と兄の異常な執着を受けて暮らしている。しかし、身体検査と称し緋織の性を貪る父も、父の目を盗むように緋織に触れてくる兄も、最後の一線だけは越えようとしない。欲情に火がついた躯を持て余し苦しむ緋織の前に現れたのは、仲間だと名乗る美青年・サフィール。導かれるまま初めて男を迎え入れた緋織は快楽の極み知り、耽溺する。男を惹き寄せる天授の魔性を開花させた緋織は父のもとを逃れ、サフィールとともに仲間たちが暮らすという宮殿へ赴くが......。享楽の陰に秘められた愛と憎しみの真実とは?

  • まさかのフタナリだった・・・_| ̄|○
    ストーリー的には、感情を動かされるものはなかったです。
    ともかく、ヤリまくりのエロエロです。
    フタナリで女性器の描写や性行為が問題なく読める方なら、
    純粋なエロ補給にはいいかもしれません。

    男女の絡みが無理な人にはムリかもしれない作品かな?

  •  緋織は両性具有で、父と兄の異常な執着を受けている。
     父は、「身体検査」と称し、毎日、学校から帰ってきた緋織の性を貪る。
     また、父の目を盗むようにして緋織に触れてくる兄。
     そのどちらも、緋織には手を出してくるのに「挿入」という最後の一線だけは越えてくれようとはしない。
     幼いから触られ、性的快感を覚えるようになっていた緋織は、その行為を憎みはするものの、欲情に火がついた自分の身体を持て余していた。
     そんな時、目の前に現れたのは、緋織に対して「仲間だ」と名乗る美青年・サフィール。
     彼は、緋織と同じ魔性の身体を持ち、男を引き寄せ、尚且つ、自分も楽しむ術を持ち合わせていた。
     そして、緋織は彼に導かれるまま、初めて男を迎え入れる。
     緋織は初めて得られた快感に耽溺し、男を引き寄せる魔性を開花させた。そうして男なしでいられなくなってしまった緋織は、最後の一線を越えようとしない父と兄を見捨て、サフィールと共に仲間たちが暮らすという宮殿へ赴くが……

     という話。
     個人的に、三つ巴はあまり好きではないので、敬遠して読まずにおいてあったんですが、読んでびっくり。
     これ、三つ巴がどうこうという話ではありませんでした。

     緋織は男を引き寄せずにいられない身体をしていて、まず最初に緋織の父が犠牲になって狂い始め、緋織にあらぬ悪戯を仕掛けてくる。
     そして、兄もまた、緋織の魔力に当てられて、緋織の父よりももっと精神的な緋織に「恋」をしている状況になってしまう。
     けれど、最後の一線は越えてくれなくて、緋織は欲求不満になって。
     越えたら越えたで今度は、男なしではいられない身体に緋織はなってしまっていて、さまざまな男の人と一夜限りの関係を持つのだけれど、結局のところ緋織は自分の父と兄を憎むと同時に愛してしまっていて、最後の最後で満たされない想いを感じる……と。
     最後には、父と兄の下に緋織は帰るんですが、父と兄では満足できない緋織はクラスメイトも徐々に毒牙にかけていく……というところで終わります。

     まさに、どこかのギャルゲっぽい世界観ですよね。嫌いじゃないですけど。
     ただ、こういう設定なので、完全に好き嫌いは別れると思います。
     普通のハッピーエンドなBLを読みたい人にはまったく向かないと思いますので、お勧めしません。
     最後も、救いがあったのかなかったのかわからない状況で終わってしまいますので。

  •  門地先生のイラストなんですが、はっきりいって!激エロい!ネ申エロ!ですお話自体はどんどん読めちゃうので展開はやいですが受攻ってお話ではないので試しにいかがですか?すごく面白かったですよ~成人本とかって感想あったのでどうかなと思ったけど ストーリーは読ませると思います。余韻が残って双子のような運命の部分とか・・・よかったですよ~

  • 絵がすごいです。

  • う〜ん、賛否両論ありそうなお話ですね。衝撃は間違いなく受けましたが。ハァ〜、お腹いっぱいです(苦笑)しっかしここ数冊、血縁モノが続いてないかぁ?もっぱらヤクザと年の差(年上攻め)専門かと思いきや、萌えツボなのかしらん。新しい発見…。


  • 女性をターゲットとしたポルノ作品・・・と言うべきなのだろうか?
    セクシャルな行為の描写を羅列しているように感じ、寧ろ男性向けのそれを連想させられた。
    “小説”を読んだ気にはなれなかった。

  • はい、得意分野きました。

    これはすごかった…
    何がって設定が!!あらすじよんで「ふ○○りキターーーッ!!!」(古)みたいな。
    まさか商業誌でくるとは思いませんでした、正直。

    もちろん即購入。
    大好きですよ、こうゆうのも(笑)

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著者プロフィール

初単行本は1993年『天にとどく樹』(白泉社・花丸ノベルズ)。
(同書は海王社・ガッシュ文庫で復刊されている)
代表作は『石黒和臣氏』シリーズ(白泉社・花丸文庫)、
『神官』シリーズ(海王社・ガッシュ文庫)など。
シリアスからダークエロス、ギャグなど、その作風は幅広い。
個性豊かで印象的なキャラクターと、ドラマチックな物語展開が魅力。
シリーズ化した作品多数。

「2013年 『アイラ ~許されぬ想い~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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