雲の上でママをみていたときのこと。

著者 :
  • リヨン社
4.06
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本棚登録 : 112
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576062006

作品紹介・あらすじ

生まれる前の記憶は、
たましいに刻みつけられているのかも…
子どもたちが話してくれた不思議な「胎内記憶」の世界
大好評の「胎内記憶」の言葉シリーズ第三弾。

「雲の上はすごく広かった」「みんなお母さんを探していた」――おなかにやどる前の記憶をもつ子どもたちが話してくれた不思議な世界。

感想・レビュー・書評

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  • みんながみんな、胎内記憶、産まれる前の記憶があるわけではないけど、子どもたちが私を選んできてくれた、と思うと、ただただうれしい。

    上の子たちは、そんな記憶を持っていなかったけど、下の子は、産まれた直後の記憶があって、話を聞いた時とてもびっくりした。
    胎内でも苦しくて怖かった、らしい。だから早産で産まれてきたのかな?
    そんな記憶も成長とともに忘れてしまったようですが。

  • 自分の子供が話していたことが
    本のタイトルに書かれていたので
    ビックリして思わず図書館で借りてみた。
    読んでみたら子どもが言っていたことが
    たくさん書いてあって本当の話だったのかもなぁと鳥肌が止まらなかった。

    うちの子(上の子)が言っていたのは

    雲の上で生まれる順番待ちをしていたのだけど
    本当は妹が先に並んでいて
    どうしても私が先に産まれたかったから
    妹と揉み合いのケンカしてたら
    雲の上から落ちちゃって
    私が先に産まれたの。
    ちなみに妹の後ろには
    ヤンチャな男の子が並んでいたよ。

    と話していました。
    下の子は全然覚えていないみたいです。

  • ・流産になったり障害や怪我をもっている子どもは、それでも早くこの世界を体験したかった子どもたち。
    ・子どもは家族のことを誰よりも思っている。

  • 池上明先生の他の本も読みました!娘がお話できるようになったら、絶対に聞いてみようと思っています。

  • 子どもたちへのインタビューがまとめられている。胎内記憶の研究は、命、たましいのあたたかさを感じさせてくれる。ママを選んだときのこと、生まれるときのこと、雲の上でどんなことをしていたか。不思議な話だからどう受けとめるかは人それぞれだけど、それでも読みたくなる。

  • 自分の子どもが言ったわけでもないのに、読むうちに泣けてくる。

  • 幼い子ども達から語られた数々の不思議な記憶の数々。胎内記憶・誕生記憶だけには留まらず、胎内に宿る前の記憶も語られている。子どもらしいファンタジーな世界とも言えるけど、統一性もあり、単なる妄想と括れない部分もある。

    赤ちゃんがこの世にやってくることを決めた理由として、大きく分けて2種類あり「誰かの(特にお母さん)役に立つため」と「自分の人生の目的を果たすため」。幸せと成長のお手伝い。

    本書ではタブー視されている流産にも触れている。ほんの少しお腹にきてみたかっただけだったり、この時代や文化を体験したかっただけだったり、お母さんに「自分を大切にして」「命って素晴らしいんだよ」というメッセージを伝えるためだったり。

  • 甥っ子にも母親のおなかの中にいるときの記憶があったと思しき言動があったので、子供たちの語る出生前の記憶が、本当であれば良いなあと思う一方、親や他の大人の期待に無意識あるいは意識的に応えるため、無い記憶の話をしているという可能性も否めないと思う。信じたいと信じられないの間で思いが揺れる。

  • ぼくは、「お母さん大好きつて言うために生まれてきたんだよ。」と、五歳の男の子がお話したエピソードに、胸うたれました。

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著者プロフィール

1954年生まれ。帝京大学医学部卒業。産婦人科医学博士。89年、横浜市に開設した池川クリニックの院長。胎内記憶の研究発表がマスコミで紹介され話題に。その成果を医療の現場に生かし、母と子の立場に立ったお産と医療を目指している

「2016年 『いのちのやくそく なんのためにうまれるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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