思春期の子どもの心のコーチング

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 65
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576070926

感想・レビュー・書評

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  • 子どもに対して責任を持つのは親なので、親も学ばなければと、この本を手にしてみました。
    ちょうど思春期の息子、娘がいるので大変参考になりました。
    すべてにおいて「ほどほど」が良いようです。かまいすぎても良くないし、子どもに過大な期待をするのも良くない。わかっているけど、ついやってしまいます。
    親も自分を律し、子どもの自立を促していかないといけませんね^^;
    「ひび割れ壺」の話も心に残りました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「親も学ばなければと」
      親になって、子どもについて知ろうと思ったら自発的に学ばねばならないんですよね。。。大変、、、
      「親も学ばなければと」
      親になって、子どもについて知ろうと思ったら自発的に学ばねばならないんですよね。。。大変、、、
      2014/03/27
    • さらさん
      nyancomaruさん、こんばんは^^
      見守り、心配するのが親の仕事…と分かっているけれど、つい口が出てしまいます(苦笑)
      親も賢くあ...
      nyancomaruさん、こんばんは^^
      見守り、心配するのが親の仕事…と分かっているけれど、つい口が出てしまいます(苦笑)
      親も賢くありたいですね^^
      2014/03/28
  • おだやかで前向きになれる育児応援本。
    このとおりに常に、すぐにうまくいくわけではないけれども、考え方のスキルとして持っておくとよいかも。そして、そういった意味で現実的に書いてある。
    あと、メッセージは育児でも、対人関係全般に応用できる気もする。

    ・ 生きる力とは、自分の人生を大切にし、楽しみ、さまざまな問題に対応できる力。苦しみに耐えて、全身する力。自分の中に起こる感情的なものを制御し、人の感情ともうまく付き合う力。自分にとって何がよいか、よくないかを見極め、自分の人生を作り上げていく力。 本来、人はその力を持って生まれてくる。
    子どもを「できる」人として受け止め、子ども自身の成長に合わせて、彼らの「できる」を見守ること。

    ・限界は厳しく、その中では自由に。快も不快もあるがままに体験させ、不快には自分で対応して、快へと変化させられる力をつけていきます。喧嘩して上限を緩めるようなことはしない。お小遣いの範囲で工夫させる。自由を与えて責任を取らせる。

    ・どのように責任を教えるかー腹をくくる。

    ・子どもが闘う相手は親ではない。責任を取れない自分。親が期待することを伝える。そして、やらなかったときにはどうなるかをきちんと決めておく。「どうしますか?あなたが実行することを言ってください」親の、必ずやり遂げようとする静かな決意を見せる。

    ・期待どおりの成績がとれなかったら
    ①それでも努力したことを何かひとつ見つけて認める
    ②次はどうしたいか尋ねる
    ③そのために何をするか尋ねる。
    ー小さな努力。大きな目標を立てさせない。

    ・子どもにとっての贈り物は、幸せな親。さまざまな事情を抱えていても、その事情とうまく付き合いながら、自分の人生を幸せに導いている親。

  •  子育てとは「大きくなった時に、子どもにどう生きてほしいか」で、思春期は親からの精神的な離脱を図る時期である。
     親が子どもに教えるべきこと、親の立ち位置と学ぶべきこと、「愛すること」と「責任」を教えなければいけないということ、「人の役に立つ喜び」を教えようということ、など。

  • もう少し早くに菅原さんの本、考えに接したかったです。

  •  子どもに対する信頼が大切であること。親は子どもの私小説に暗い未来を書きこまないこと。子どもは親に愛してもらわなければ生きていけないようにプログラムされて生まれてきたということ。すべておっしゃるとおりです。
    子育てをうまく生かせるコツは、①子どもの存在に感謝 ②子どもの発する言葉に注意する ③その言葉に誠実に対応する 「①~③で子どもは親を尊敬する」と書かれていたが、遅きに失しながらもそのとおりだと納得した。

  • いろいろ気づかされます。

    こどもってほんとうに一人の独立した人間なんだな

  • 子供の自立をうながす3つの力→”愛すること”、”責任”、”人の役に立つ喜び”

  • 思春期の子育てに四苦八苦の最中ですが、この本を読むとちょっと心にゆとりが出来て、冷静に自分を見れる。
    この本は、ときどき読み返すといい事ある。

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著者プロフィール

NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事

「2015年 『子どもの心のコーチング【しつけ編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅原裕子の作品

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