あやまちは愛 (二見文庫 ウ 6-1 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576070971

感想・レビュー・書評

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  • 社交的だけれどわがままな双子の姉、ジーネットの身代わりとして、ジーネットとして嫁いだ妹バイオレット。バイオレットは夫となる彼に一目ぼれしていたため、その誘惑に耐えられなかったのだ……。地味で学問好きのバイオレットは必死に演技して、夫の役に立とうとするが……。
    バイオレットの演技が完璧すぎて、もうバイオレットでいいじゃん!とか思わないでも(笑)。がんばればできる程度のことなんだよね?もうちょいバイオレットがドジっ娘とかも面白くなったのでは。いや、このままでも面白かったけどね?公爵はもうちょっと怒りを自制してもいいかと思います。ちょっと残念な男だなー……まあバイオレットは好きなんだからいっか。で、これ、ジーネットが次主人公って、ええー、こんなわがまま娘を改心させられるのはどんな……キット君ですか?

  • 「あやまちは愛」双子の姉と入れ替わって結婚した妹。彼を愛するが故の行為だったが… 
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-08-01

  • アマゾンのレビューほど高評価とは思えなかった。わがままな姉が再入れ替わりを提案したとき、やっぱこの子イタい子なんや、と思った。

  • 彼女の正体がバレるまで、結構長いです。
    バレるまでヒヤヒヤした後、彼の優しげな声と裏腹の激怒、
    しかも後ろからの声かけは、ゾクゾクブルブル。
    この、たまらないほどのゾクゾクブルブル感は、読まないと伝わらない。

    愛ゆえの嘘でも嘘でしかないと 嫁のしたたかさを責めるより、朴念仁のちみを責めたい。スパイのくせに。激ニブッ!
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2880.html

  • 2007年度RITA賞最優秀新人賞・受賞作 !

  • 双子が身代わり…、ラストまで王道的で面白かった。
    先詠みできたけど、やっぱりいつバレるんだろうとドキドキした。
    ラスト中盤の擦れ違いも泣けた。

    二作目は姉の話、三作目は親友の話らしく、読むのが楽しみだ。

  • そんなに気付かないもんかなぁ?
    騙されていたことが解れば、そりゃぁ怒るだろうねぇ。

  • RITA賞最優秀新人賞受賞

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    社交的な姉ジーネットと聡明ながら内気な妹バイオレット―ふたりは双子ながらまったく対照的な姉妹だった。姉の結婚式当日、新郎ラエバーン公爵と身代わりに結婚してほしいと姉に頼まれたバイオレットは、ためらいつつも同意してしまう。かねてから密かに公爵に深い思いを寄せていたためだ。だが“ジーネット” として愛されはじめたバイオレットの心は、幸福と悲しみ、良心の呵責にしだいに苛まれてゆく…。19世紀初頭イギリスを舞台に燃え上がる、愛と偽りのヒストリカルロマンス。

    人は自分の見たいものしか見ない。そんな罠。
    それでも結婚して人格が変わると思うなんて男性の女性心理の創造なんてそんなものかと苦笑いしつつ読む箇所もあり。
    犬をかばったり気が付けよ、と突っ込みを入れるところもあるけれどやっぱり見たいものしか見ない。
    3部作と有る。次はだれの物語なのか気になるところです。

    The Husband Trap by Tracy Anne Warren

  • 社交的なジーネットと内気だが聡明なバイオレット―ふたりは性格の対照的な双子の姉妹だった。
    姉、ジーネットと国中の女性の憧れであるラエバーン公爵・エイドリアンとの結婚式当日―気まぐれな姉がいきなり“結婚したくない”と言い出し、バイオレットは身代わりで結婚するように頼まれ…
    花嫁に捨てられたとなれば上流階級でスキャンダルに!
    両家の名誉の為、用意してくれた支度金を借金返済に充ててしまい返せない為、理由はあるけれど…何よりも、2年前から密かにラエバーン公爵に想いを寄せていたバイオレットはためらいながらも姉の提案を受け入れてしまう。
    公爵家に相応しい、それだけで選んだ相手との生活が意外にも快適なことに満足なエイドリアン。
    一方、愛する人と幸せな日々を送るも、それは演技し、取り繕った上に姉の名で呼ばれ…切なさと罪悪感が拭えないバイオレット。
    だが仮初めの平穏も続く訳がなく、とうとう真実が明かされる時が…
    <font color=pink>2007年RITA賞最優秀新人受賞作</font>です
    <font size =1>おめでとうございます!ヒストリカル部門とダブルノミネートでひとつ逃した訳ですが…かなりお気にな作品なので嬉しい♪
    ※RITA賞〓PWA(全米ロマンス作家協会)主催の作品コンテストロマンス小説界のオスカーと言われるほど権威ある賞で、毎年7月の最終週に授賞式が行われる、そうです☆確かに受賞作でハズレだと思うものは少ないな☆</font>
    正体がバレて責められても自業自得な部分があるのがツラい★ロマンスなのでハッピーエンドなのは分かってるケド☆
    脇役の犬がいい味出してます
    しかしホント、全然態度が違うのに気付けョ!と。エイドリアンが釈明してる様な理由も分からなくもないケド★
    バイオレットも生まれてからずっと“もうひとりの方”だったからって…も少し自信(というか信頼?)があっても良さげなのにね★
    そしてジーネットが!自己中心的で尚且つそれに従うのが当たり前な態度に
    このとんでもない姉がヒロインの次作と、バイオレットの親友で同じように内気で壁の花なイライザが主人公のお話の三部作になっているそうで…気になります特に姉が…どうやったらヒロインにできるの?て位、難ありスギではなかろうか…
    <font size =1>それにしても最近トリロジーや四部作とか多い気が★</font>

    20071106

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