ジブラルタルの女王 下 (二見文庫 レ 3-2 ザ・ミステリ・コレクション)
- 二見書房 (2007年7月30日発売)
本棚登録 : 16人
感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576071152
感想・レビュー・書評
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メキシコの片田舎の貧民街に生まれた一見平凡な女が南スペインの裏社会の女麻薬王にのし上がるまでを描く。その時々の彼女の視点と彼女についての取材を進める「私」からの視点が巧みに交雑し、最後に同じ時間になる構成は見事。
レベルテの他の作品、「フランドルの呪画」や「アラトリステ」シリーズとは趣が異なるクライムサスペンスもので、途中までは今ひとつの感があったのだけれど、ラスト30ページにはやられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ようするにレベルテが好きってこと
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