迷い蛍―日本橋物語〈2〉 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576071787

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    天保の改革とは名ばかりの江戸日本橋で事件は起きた。紙問屋主人の誠蔵が町方に捕縛されたのである。罪状は御政道批判!彼を救うべく幼馴染みの蜻蛉屋の美人女将お瑛の東奔西走が始まった。誰が?なぜ?この罠を仕掛けたのか?美しい江戸の四季を背景に、人の情と絆を細やかな筆致で描く書き下ろし傑作。

    平成30年3月20日~23日

  • 2007年11月刊。文庫書下ろし。シリーズ2作め。6話の連作短編。些細な関わり合いから、人探しとか謎を追いかけてちょっとした出来事を解決したりしなかったりのお話です。それなりの登場人物達がいるのですが、それぞれの活躍にイマイチ感があります。共感できるところが少なく、情緒も少ないと思いました。

  • L 日本橋物語2
    とくにグッとくる話もない。元夫が出てくるがあしらって終了。まだまだ続くかと思ったけどこの巻では出てこなかったから大したネタにはしないつもりか。お瑛はいいキャラなのに活かされてないというかバタバタしてオシマイというか。折角シリーズモノなのだから次も読みたい気分にさせてほしいよ。

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著者プロフィール

奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』
で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。以後、近代史や現代史に材を採ったミ
ステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品
を精力的に発表し、代表作に『日本橋物語』(全10巻)、『箱館奉行所始末』(全5巻)『時雨橋あじさい亭』(全3巻)ともに小社刊。

「2022年 『満天の星 柳橋ものがたり9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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