あなたの心につづく道 下 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576072487

感想・レビュー・書評

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  • ☆3.5

    17歳で社交界デビューした女伯爵エリザベスは瞬く間に求婚者が殺到する人気者になるが、貿易商イアン・ソーントンとの醜聞により婚約者を失ったばかりか社交界から爪弾きにされる。
    一年半後、破産寸前の中で領地を守るため、後見人である叔父に決められた三人の花婿候補の元を訪ね結婚相手を決めることになって…。

    長い…けど全体的には面白いです。
    作者の物語はいつも誤解やすれ違いが満載だけどその分溺愛度(?)も高いしH/Hが美男美女のところも好き。
    今作のヒロインは自分が傷つけられて憤っても、時間が経つと相手の気持ちを慮ったり出来て良い子だなと思う。
    思慮深いタイプだと思うのでヒーローの反駁も聞かずに家を出るのは彼女らしくない気はした。

    Almost Heaven 1990

  • 結局、ヴァレリーに鉄槌は下されなかったのか…そこが消化不良だわ
    夫婦間でも腹を割っての話し合いは大事ってことですねw

  • ヒロインのやったことはひどすぎる。ヒーローがかわいそう。

  • 上巻に同じく

  • 後半は社交界へ乗り込むエリザベス。困難もあるけど、その美しさに周囲がぼうぜんとなるのがいいな。色々あって結婚ハッピーの後に、まーた別れをもってきたマクノート。山谷のあるストーリーに振り回されます。それにしてもイアンって心がせまい。エリザベスは愚かな面はあれども、過ちを認めるし、心は広い。
    取りあえず『その瞳が輝くとき 』の後日談としては楽しめました。P198に「(ジョーダン)ホーソーン、(イアン)ケンジントンが…、公爵家を継ぐ独身男性はクレイトン・ウェストモアランドしか残って無い」ってロディが言ってます。『とまどう緑のまなざし 』も読み返そうかな?

  • 実は貴族の放蕩者 × 貧乏女伯爵

    賢いはずのヒロインが愚かな行動するのはテンプレ通り。ああ、浅はか。
    憶測、見栄、すれ違い、噂、伝聞、それで誤解がなかなか解けない。
    上下巻かけて誤解がこじれにこじれて、結婚してもまだすんの?ってウンザリ。
    ハラハラドキドキもしたけど、一番イライラしたな。

    そんなに愛してるなら、その前にどんな手を使っても気持ちを伝えようと思うでしょ、普通、と言うか頼むからそうしてくれ。
    私ならちゃんと伝わったかどうか相手に復唱させて、要点を箇条書きにして保険証書なんかが入っている引き出しに永久保管するね。

  • ★3.8[more]<br />ヒーローがヒロインへの自分の仕打ちを認識し、挽回しようとするあたりはいいんだけど、後半のヒロイン出奔がキャラと合ってない展開なような。<br />まだ19や20歳だから仕方ないのか。

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