あなたが働き方を変えるべき48の理由

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576080338

感想・レビュー・書評

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  • プレゼン本で紹介受けた 小室 淑恵 さんの本ということで
    読んでみた。読みやすく、ご本人の経験を元に、
    ワークライフバランスの基礎知識を提供してくれている。

    ・団塊世代が要介護に!「もはや時間的に制約のない従業員の方が珍しくなる」
    →ちょっと、衝撃内容! 自分も定時で帰れる仕事術を見につけなくては!

    ・小室さんのモットー「いつも心に北極星を」
    →自分の「大きな意思」を持つことが大事かな。

    ・無料のプレゼンテーションが実務に役立った!
    →勝間さんのGiveの精神の重要さを再認識。

  • どちらかというと女性向きに書かれた、女性への応援本に近い。男女共働きに疲れた女性は一読してみると元気になるかも?

    [private]以下注目点
    ・育児休業はブランクというより、ブラッシュアップの時期 P.16

    ・自分だったらどう営業するかを常に考えて提案〜売れない時期には取引先の要望にひたすら耳を傾けるようにしました。「この仕事にはもったいない人材だ」と上司にわかってもらうこと。 P.76
    [/private]

  • WLB→仕事100%から仕事100%、私生活100%へ
       →少子高齢化にともなう労働力人口の減少に加え介護やうつ病の問題も背景に
       →独身時代こそ、定時に成果を上げて帰る
       →働く女性の割合向上と出生率の向上
       →残業代の削減
       →ダブルインカムの確保(終身雇用の崩壊)
       →家事の分担は、信頼して任せること。

  • 内容はこれまでのと重複。 イラストが多いので、読みやすい。女性向けかなという印象をうけた。

  • 見開き1テーマで分かりやすい。ワークライフバランスの概要と導入の必要性がわかる。

  • 一度講演を拝聴しているので、基本的には同じ内容。ただ今後のワークライフバランスにおいて、在宅勤務はすごく重要だと思う。会社に縛りつけられなければ、働き方の可能性は格段に広がる。ITの進歩とともに、企業側の整備も進んで欲しい。

  • ワークライフバランスの考え方や必然性についてQA形式で読みやすくまとめられた本。小室さんの他の著書をすでに読んでいたので新たな気づきは少なかったが、ワークライフバランスについて興味を持ち始めた人が最初に読む本として、わかりやすくてとてもよいと思う。

    ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    【読書メモ】

    ●イギリスのある大手電信電話会社では、IT化を進め、オフィスにいなくてもオンラインで業務に必要な情報を取得できるシステムを構築。働く場所や時間を従業員がおのおの決められる柔軟な形態に変えた結果、全従業員の7%にあたる約7000人が在宅勤務を選択しているそうです。この勤務スタイルの導入により、生産性が31%も増加したほか、離職率も、離職にともなう募集や採用コストもぐっと下がったのです。出産休暇後の女性の復帰率は98%にまで上がり、さらに優秀な人材を獲得しやすくなるメリットも生まれました。

    在宅勤務によりオフィスに机を用意する必要がなくなったことで、削減できたコストは会社全体で年間約98億8000万円!さらに、就業形態をフレキシブルにしたことで、会社として24時間営業や土日営業にも対応できるようになり、その結果顧客満足度も8%上がったそうです。

    ●企業はギブの期間が長いもの。「しばらくはギブ、ギブ、ギブが続いて、テイク(take)をいつ取れるかわからないけれどがんばろう!」というのが企業の道

  • ワークライフバランスという言葉に共感しました。私は、仕事を頑張れば頑張るほど私生活を犠牲にしてきたと思っていたからです。
    私と同じ思いをしている人に読んでほしいです(^-^)

    働くことと、普段の生活を50%のパワーを使って100%の人生では私は「らしく」いられないのです。
    両方で200%になれる働き方を、まずは考え直すという点で、かなり楽になれました!

  • 新卒で今の会社に入社して、丸3年が経とうとしています。(職種はSE)
    この3年は、先輩方のように仕事が出来るようにスキルをつけることに必死で無我夢中で走ってきました。
    ワークライフのバランスは大事だと心ではわかっていても全く実践できていないこの3年間でしたが、4年目からは、ライフも充実させて仕事もバリバリこなす理想の女性に近づきたい!と思い、先輩からの薦めもあり読みました。

    特に、これから心に書き留めて実践したいと思ったのは下記の内容。
    ☆独身時代こそ、成果を上げて定時で帰る、を心がけて(p22)

    ☆目の前の仕事でしっかり成果をあげれば、やりがいのある仕事にたどりつくことは可能(p76)

    ☆短時間勤務では報告、連絡が大事。チーム連携につながる。(p86)

    ☆終業時間の30分前に業務報告をしにいくと気持ちよく帰ることができる。"おかげさまで帰ります戦略"(p90)

    ☆育休中は上司との定期的な連絡は絶対必要。(p92)

    ワークライフバランスをこれからどう「実際に実行するか」が大事ですね。
    小室さんの他の書籍も読みたいと思います。

  • GW中に図書館から借りてきた本の中の1冊

    小室さん・・・お若くてキレイな女性です
    本屋さんではビジネス本棚の常連となってますよねぇ~

    この本、もう社会人になって○○年たった私からすると
    「うぅぅぅぅん・・・一部の大手有名企業だけじゃん・・・」って
    本音を言いたくなりました
    まぁ、有名企業でも大手でもない企業に勤務してる私たちだって
    社内から声を挙げて変革して行くくらいの気力は必要だとは思うけどね・・・

    ちょっと微妙に気になったのは学生さんとか新社会人のみなさんが
    小室さんの本を読んで希望に燃え変に夢を膨らませて現実にガッカリするって
    パターンが考えられてしまうなぁぁぁぁって・・・
    いやいや、そこから改革していけば良いと思うんだけど、でもなんかガックリきすぎて
    辞めたりしないでねぇぇって・・・

    「理想と現実」
    これはどんな世界にもあると思います
    小室さんが超恵まれていたんだよって言うつもりもありません
    小室さんには小室さんの厳しさや辛さはあったはずですから
    ただ、この本に書かれてる「ワークライフバランス」をしっかり考え、導入してる企業は
    ごく一部と思った方がいいと思います(良い悪いではなくてね)
    働く人の立場にたったいろんな法も整備されてきていますが、実際に使っているのは
    どの位でだろうか?
    変に暗く考える必要はないけど、もっと底辺の企業の実態調査まで行った数字なのか
    ちょっと疑問でした

    否定するつもりはありませんが、この本の中で挙げている有名大手企業だけの調査ではなく
    認知度の低い一般企業での調査を踏まえた内容であれば良いのかなって思います

    内容的には小室さんの意見に共感できます
    ただ、底辺にこの小室さんの主張を浸透させるには時間がかかりそうだなぁって・・・

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著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。公立学校250校、民間企業2000社、7省庁の働き方改革コンサルティング実績を持つ。文部科学省「中央教育審議会」委員、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。2児の母。『男性の育休』(天野妙氏との共著、PHP新書)など著書多数。

「2023年 『先生がいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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