真夜中を過ぎても (ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
3.55
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本棚登録 : 59
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576081168

感想・レビュー・書評

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  • マクラウド兄弟シリーズ第4弾。
    女たらしのプレイボーイだけど、心はずっとリヴに囚われていたショーン×ショーンからの心無い別れの言葉に傷ついて別れた本が大好きなセレブの娘リヴ

    既存のシリーズで女たらしぶりを見せまくってたショーンですが、実は付き合っていたリヴをずーっと忘れられずにいた!というわけで、3Pスタートからのまさかの純愛です笑
    そんなに好きだったなら、女関係もーちょい自制して欲しかった気もしつつ、本当にリヴが好きなんだな〜って感じですごく良かったです。

    やっぱり一途路線は良いですね〜。恋愛面でも良かったし、ずっと自殺したと思われていたショーンの双子のケヴィンの真相と、実は彼がまだ生きてる??っぽい伏線があってワクワクしました。
    クライマックスは、今までで一番ヤバイ感じで、え〜ショーンに何させるんじゃ!?って感じだったけど、上手いことおさまって良かったです。
    敵も手を変え品を変え残酷なこと考えるなぁ…。

    今作では、サブカップル的にオタクくんだったマイルズがイケメンになってきて、ちょいおバカなシンディと進展したり。

  • 故郷へと戻り書店をオープンした矢先に店が放火されてしまい途方にくれるリヴの前に15年前に別れた元恋人ショーンが現れる。
    何者かに命を狙われ誘拐されてしまうリヴを助けたショーンと兄弟たちは15年前に亡くなったショーンの双子の弟ケヴィンの身に何が起こったのか探ろうとしていてーー。

    マクラウド兄弟シリーズ4作目(といってもシリーズ初読)
    正直ページが進まなくて途中でやめようかとも思ったけど読み終わりました。
    内容はそんなに悪くないし、そこそこ楽しめたんだけど先が気になる感はあまりなかった。
    ただ一人気になる男ケヴィンの謎は解決されず…
    いやこれ絶対生きてるじゃないか(そもそもDNA鑑定もせずに埋葬されてるのがおかしい)。
    他のシリーズはすっ飛ばしてもいいからケヴィンの話は読みたい。

    2007年。

  • 元傭兵ヒーローx令嬢ヒロイン

    身分違いで、ヒロイン優位なの好きだ。
    ヒーローの双子弟は生きているのかしら。

  • マクラウド兄弟双子の兄:元傭兵のプレイボーイ * グラマーな金持令嬢:親に問題有  シリーズものは3作目が暗いがこれも例外では無い。複雑・凶暴になっていくサスペンスと、ヒーローとヒロインの傷つき様がMax。で、死んだ筈の弟は今どこに?

  • マクラウド兄弟の末っ子、ショーンの物語。プレイボーイで少々道をはずした感のあるショーン。ある意味、兄弟の中でケヴィンの死の影響を一番受けたといってもいい、彼の前に、ケヴィンが死んだあの日に別れた忘れられない女性、リヴに出会うところから話が始まる。マクラウド兄弟はとにかく誰もかれもめっぽう腕っ節が強く、愛する人を守るためなら、少々法律は後回しにして突っ走る。そんな中に、またしても、内なる強さを持った、しかし見た目も、ライフスタイルもちょっと影がある女性が登場。
    まぁ、話の流れは、いつものとおり、ではありますが、ケヴィンの死の謎が明かされたのは、ちょっとおもしろい展開といえます。私としては、ケヴィンが記憶を無くしてどこかで生きているのでは?と思ったりもしますが。。。
    あといつも通りと言いますか、あっちの描写もかなりのもの。私は申し訳ないけれど、斜め読みしてしまいます。お好きな方はじっくり味わってください♪

  • 〈マクラウド・ブラザーズ 4〉

  • どうもシリーズものの、途中から読み始めちゃったらしい。

    登場人物の描かれ方が、なんというかつまり薄いんだけど、
    「振り向け!」とか言われて、振り向いちゃったあたりの、
    ミステリとしてのストーリーはなかなかおもしろかった。
    タマラとかマイケル(だっけ?)とか、脇役のほうが生き生きしていたな。

    このシリーズを読み続けるかは微妙。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    かつての恋人ショーンの冷酷な別れのことばに傷ついた心もようやく癒え、リヴは15年ぶりに故郷へ戻り書店をオープンした。ところがその矢先、何者かによって店が放火される。心配のあまり駆けつけるショーン、そして辛すぎる再会…。別離の真相を語る彼のことばに、ようやく誤解がとける間もなくリヴが誘拐される。ふたりに襲いかかるいまわしい過去―15年前に死んだショーンの双子の弟ケヴィンの事故との関連は?過激ながらも切ないサスペンス&ロマンスの傑作。
    運命に導かれて を読んだときこれシリーズ物かしら?と思ったので調べてみたの。
    そしたら「マクラウド兄弟シリーズ」というものだったのね。
    運命に導かれて は3作目で長男・デイビーでした。
    そしてこれは4作目、末っ子ショーンのお話でした

    15年前の事件が現在につづく。。。。
    それだけでぞっとするサスペンスなんですがきっちり下地にロマンスがあるので 運命に導かれて ほどの恐ろしさはなかったです。
    でも「謎解き」は気になりますね、解決するまで。
    お嬢様と不良の男の子の15年後。
    ありふれた設定でしたがたのしめました。

    それにしても
    見たものを写真みたいに記憶しておいてあとで思い出してもう一度吟味できる。
    そんな能力ほしいものです。

    Edge of Midnight by Shannon McKenna

  • 〈マクラウド兄弟〉シリーズ4作目

  • もっと明るい展開だろうって予想していたために 一途で暗いストーリーにびっくり
    今後の展開も楽しみになる要素万歳

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著者プロフィール

【著者紹介】
シャノン・マッケナ Shannon McKenna
イェール大学卒業後、音楽家をめざしながらニューヨークで事務員など様々な職業に就く。イベント出演時に出会ったイタリア人の音楽家と恋に落ち結婚。南イタリアの小さな海辺の町に夫とともに移住するが、家事の合間に小説を書きはじめ、出版社から注目され作家デビュー。『そのドアの向こうで』(二見文庫)から始まるマクラウド兄弟シリーズなどエロスとバイオレンスが炸裂する作品で、ロマンス界に旋風を巻き起こした。

「2022年 『夜明けの光のなか永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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