茨木さんと京橋君2 (二見シャレード文庫 ふ 3-13)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576081397

感想・レビュー・書評

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  • 再読。秘密主義の茨木さんの事がやっと明かされます。そしてお互いの価値観の違いからケンカ勃発!! と言うより、茨木さんがカッコつけすぎ(笑) 良いところも悪いところも全て見せて欲しいよね!という京橋君の考え方に共感です… 素の、S入った黒い茨木さんの方が好きですよ。そして主役を食ってしまう、まんちーが活躍♪ まんじはいいなぁやっぱり…

  • いばきょー2巻目です。
    1巻目は事件はほとんど起こらなかったのですが、
    2巻目は結構深刻に揉めます。
    価値観が違いすぎて心配したけど、
    まんちーがいいお仕事してよかった!
    2カップルの絡みはほのぼのして好きです。

    最後のまんじ視点のお話も癒されました。
    他人視点から見るカップルの様子って萌えるわ~。

    そうそう、ようやく挿入まで行きました。
    茨木さんのちょいS入った攻め方は結構好きですね。

  • ライト感覚ですよね~
    病院が舞台の白衣ものだから、『●R緊急救命室』みたいになるとは限らないんですね。緊迫した医療現場は、今のところ登場ゼロ。白衣じゃなくてもよさそうなストーリー展開です…
    それでも、京橋君の気持ちはすごく身近に感じることができて、感情移入しまくり。茨木の言動に疑心暗鬼になる気持ちが痛いほど伝わってきました。
    恋人同士になったからといって、そこでめでたしめでたしとはなかなかいかない、恋愛の難しさが今回のメイン。
    恋人になったらなったで、また別の大きな不安が現れることがリアルに描かれていて、思わず共感。愛してる相手だけど、別人格だから遠慮もあれば価値観の相違もあります。
    恋人との距離の取り方って、ほんとに難しいですね。

    なれ合ったらがっかりされてしまうんじゃないかと、見た目からは想像もつかないほど気を使っていた茨木。そして、彼の気持ちがつかめなくて、ぐるぐるしまくってた京橋。
    相手を愛するあまり、遠慮して本音を言わなかったこととか、愛することばかりに一生懸命で、ひたすら愛でてるだけで満足していたとか、茨木の愛し方は男の矜持が邪魔しすぎて、とってもめんどくさいことに。
    京橋は京橋で、言いたいことも言わずにどんどんネガティブ思考に陥ってしまっているんですよね。
    どこまで、相手の心に踏み込めるかというのは、恋人同士にはとても難しい距離の測り方です。そこを乗り越えてこそ、本当の伴侶になれるわけで、彼らがどうするのか気になって話に引きこまれてしまいました。
    でも、いばきょーにはほんとに頼れる味方がいますよね。楢崎と真坂が大活躍!なんだかんだ言いながらも、楢崎はいばきょーの幸せを一番願っている人物ではないかと思います。
    そして、まさかの真坂。彼の言ってることの一つ一つが素晴らしいです。一番年下のくせに、一番物事をよくわかってるな~と感心しちゃいました!

    何気ない日常物語でしたが、深かったです。
    犬も食わない痴話喧嘩から、雨降って地固まるの言葉通りの二人でした。

  • ライト感覚で読めちゃうな、この二人のストーリーは。本人たちはかなり真剣にグルグルしてるんだけどねww 
    だけど好きな人にはいい所だけ見せたいなんて茨木も意外に乙女思考だなw

  • 恋愛に対する考え方の違いから拗れる二人。茨木の気持ちはわからなくもないけど恋愛初心者のようなええかっこしいの秘密主義はいただけない。二人が分かり合うためには弱い部分もみっともない部分もさらけ出し、お互いが補い合い支え合っていくことが大事かと。それにしてもまんちー!主役カプを食っちゃってますな。でも、この4人の交流というのもこの作品の楽しみであり大切な要素ですよね。ところでサプリ開発の会社って別レーベルの作品の会社と同じなのかしら?あれも読みなくなってきた。メス花シリーズも買わなくちゃ!

  • 友人から恋人になった二人。でも茨木さんは自分のことは秘密主義で、京橋君に対しては過保護。
    茨木さんには「自分はペット」と言う京橋君の感情が理解できない。
    お互いののすれ違う感情が、いかにもこの二人らしくて。

    楢崎先生とまんじ君、とっても美味しい役所。

  • [病院売店長×医者]

    続編です。
    いっきに読めた。
    面白かったです。
    二人の喧嘩の内容に、なんだか考えさせられました。
    楢崎先生がイイです。
    まんじ君もイイです。

    ☆あらすじ☆
    職場での友人から恋人へと関係を深めた耳鼻咽喉科医の京橋と売店店長代理の茨木。
    茨木の穏やかな愛情に満たされていた京橋だが、近頃気になることが一つある。それは茨木の秘密主義。
    京橋のことはどんどん知られていくのに、茨木は自分のことをあまり話さない上、未だに家も知らされない
    有様だった。そんな折、茨木の父親の容体が急変し、ついに帰らぬ人となってしまう。こんな時こそ恋人と
    して彼の力になりたいと思う京橋だったが、茨木との恋愛観に大きな溝が発覚し……。

  • ★3.75
    読了日:? 出版日:09.2008

  • 一巻であまり進展がなかったので二巻も続けて購入。
    ゆるいBLなんですがこういう話ゆっくり読むにはちょうどいいなーと感じながら読んでいました。
    にしても、脇役のまんじくん可愛いだろう…。

  • いばきょー二巻♪
    可愛いです。ゆるBL、すばらしいです。殺伐としたBLより緩いホモを求めてたんだよーおいたんはー(男泣き)!
    喧嘩の原因もまたゆるくてまったりしてて。良いです。おまけが可愛い。紙媒体まんちーも楽しみでございます。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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