- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576081625
感想・レビュー・書評
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3人の活躍で江戸の火事を阻止。さらりと描かれているけど、スーパーオジさんたちだわ〜カッコいい!
そして寿庵も鮫蔵も憎めない。自分のそんな思いを胸に秘め罰することが人の世に欠かせないルールということでしょうか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後のシーンは映像が目に浮かぶような爽快なシーン。だけど、本当に映像で見たいなぁ。
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大江戸定年組シリーズを初めて読むのに、この7から読んでしまった。
風野真知雄氏の時代小説、突拍子もない展開の小説も、多々あるけど、、、これは、現役を退いてもなおかつ、市井の難問に、立ち向かっていく隠居3人組。
何処かで、聞いた事のある言葉、、、、、、
「苦しみつつ、なお働け、安住を求めるなら、この世は巡礼である。」
未だ、この境地になっていないような気がする。 -
暇つぶしに読み続けているこのシリーズも7冊目。せっかくの暇をつぶさないでもっと有意義に使えないものかと思わないでもないが、安きに就くのが人の世の習い(本当か)。
タイトルの神奥の山はくだらない話だが、げむげむの終末につながる後半はなかなか読ませる。あれよあれよと意外な収束で寿庵も鮫蔵もいなくなってさびしくなったことだし、このへんでぼくも足を洗うかな。
しかし考えてみると、文庫書き下ろしシリーズなのにこの第7巻が2008年11月でそれ以降パタリと途絶えているのは、これで本当に終わってしまっているのだろうか。そう思ってみると話の内容も一区切りだし。ふうむ。
「苦しみつつ、
なおはたらけ、
安住をもとめるな、
この世は巡礼である。」
最後に「青べか物語」が出てきたのにはびっくり。
ただ面白おかしいドタバタ物語ではなく、寿庵や鮫蔵の生き方に善と悪との境界に線は引けるのだろうかとか、善く生きるとはどういうことか、とか考えさせられないでもない。暇つぶしは失言だったかも。 -
シリーズ7冊目。
当巻を読んで思ったのですが、このシリーズは“父と息子”の思い。というのが根底にあった気がします。
ここで“ひと段落”ついたような印象でしたが、続編は出るのでしょうか・・・。
期待して待ちたいと思います。 -
図書館。
大江戸定年組第7弾。面白かったです。
これで完結でもいいのでは?くらい
綺麗に終わってるんですが、どうなんでしょう?
あ、でも、今は亡き幼馴染みについて曖昧なままだ。
続くならその辺触れていくのかな? -
11/5-11/6