- Amazon.co.jp ・本 (748ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576081809
感想・レビュー・書評
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地中海小国公女 * 元貴族で今海賊
長い。妙なSMシーンは無視しても充分楽しめる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
14世紀イタリア。内乱下のモンテヴェルデ共和国から、大公家最後の生き残りである一人の少女が、密かにイングランドへと逃げのびた。それから十数年―美しく成長した少女エレナはさまざまな思惑のもと、祖国で力をふるうリアータ家へと嫁がされる。だが航路イタリアへと向かう先に待ち伏せていたのは、“カラス”の異名をもつ海賊アレグレートだった。冷酷で美しく、謎めいた影を持つ男。が、やがてエレナは驚くべき彼の計画を知ることになる…。華麗な筆致で綴られる、圧巻のヒストリカルロマンス。
RITA賞の受賞作だからってとっても楽しみにしてたんだけど、そうきましたか!っていう内容。
かなりいろいろロマンス小説読んできたと思うのですがこのパターンは初めて。ま、皇女だしね、と思いながら違和感が拭えずエンド。
アレグレードがあれで卑屈にならんというのが不思議な感じがあったのも事実。この時代の破門は計り知れませんが。
Shadowheart by Laura Kinsale -
2010年1月末頃読了。
700ページを超える大作なんだけど…。
主人公二人と趣味が合わないというか…歴史ロマンスを選んだつもりが歴史SMだった言うか…。
お話の展開も複雑さを期待したのに、めっちゃご都合主義。
がっかりでした。 -
2005年のRITA賞受賞作。
14世紀のイタリアを舞台に大公家最後の生き残りである少女は密かにイングランドへ逃げ延び、自分の身分を知らぬままに美しく育った。
そして様々な思惑が錯綜する中でエレナは祖国イタリアのある家に嫁ぐはめに。
イタリアへ向かう航路では美しき海賊アレグレードに拉致され、その恐るべき計画を知る。。。
邦訳で700Pを超える厚さながら、ぐいぐい読ませてしまうあたりは筆者の力による所が大きい。
まだまだ日本で翻訳されている数が少ないだけに今後が楽しみ