唇にキス 舌の上に愛―愛と混乱のレストラン〈3〉 (二見シャレード文庫 た 2-13)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576090382

感想・レビュー・書評

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  • 電子版でまとめて読みました。
    一番最初に思ったのは、
    この作者さんスゴい!  でした。
    フレンチは良く分からないので片仮名が並ぶと、うゎーとなる部分は時々あったのですが…
    登場人物の心情や、場面が丁寧に描かれるのはすごく好みでした。
    そして、理人のディナーの場面に今までの(123巻通しての)やり取りが帰結された瞬間!
    感動しました~❗

  • シリーズ完結巻、今まで積んでた事を後悔…。めっちゃ良かった~ 久我、里人、2人の気持ちの揺れ、心情を丁寧に追っていてとても良かった。里人の「おいしい」という一言に全てが詰まっていて、堪らなくて私も涙しました…。それに伏線全てを上手に回収されてるのにもびっくりで、やっぱり高遠さん凄いなぁと感心しきりでした。ラストの、2人で仲良く料理してる所が微笑ましくて好きです♪ シリーズ通してとても感動した作品でした。

  • ハッピーエンドでよかった!
    物を美味しく食べられなかった理人が
    「おいしい」といいながら食事して
    涙を流すシーンが感動でした。
    あと、修司のフランス時代の話も好きでした。
    叶さんが理人を好きだと言い出した時は
    光源氏みたいでいやだなって思いました。
    レストランがどうなるのかな、とか
    会社がどうなるのかな、とかそういうところに
    目が行ってしまって、私の中では恋愛面は
    わりと影が薄かったです。
    くっついてもくっつかなくても良かったなw
    エッチも、ふ~ん・・・と言う感じだった。
    何でだろう・・・理人も修司も好きなキャラなのに
    BL的な萌えは感じない・・・。
    とりあえず理人がご飯をおいしく食べられるように
    なって良かったな、と言うのが一番の感想です。
    麻生海さんのイラストはとても好きでした。

  • 終わってほしくなかった!!
    大好きな作品です。
    つい、書き下ろし小冊子まで手に入れた程、お気に入りでした。
    も~、幸せになってくれて、ほんと良かった。
    たった3巻でこれだけの密度の高い作品はなかなかありません。
    すべてのBL好きの方にお勧めいたします。

  • もう号泣ですよ!!ボロボロになった理人が足を向けたのがジャルダンでよかった。
    理人がコースを食べてるシーン何度読んでも涙が止まらないです。

  • 全三部作、完結編。

    全編にわたってとても素晴らしかったです!
    2巻あたりから、叶さんと、叶さんと理人の関係が苦手(いい人なんだけれど、底が見えなくて怖い感じ…)だったので☆4。

    理人たちの恋愛の部分だけなら間違いなく☆5です。

    スピンオフも出ているということなので、機会を見つけて読みたいです^^

  • 最後まで胸がギュッとなります。甘くて切なくて…読み終わって余韻に浸ったら再読したくなります(エロアリ★)

  • 仏修行時代のエピソードが好きです。いいおはなしでした。

  • 愛と混乱のレストラン3巻目、最終巻。
    いろいろなものに押し寄せられ混乱しながらも少しずつ、自分が欲しいものは何かと考え出す理人。
    それは修司と出会い、まっすぐに心に踏み込まれ、壊されていったからこそだと思う。
    叶は包み込んでくれて安心できる存在だったけど、それだけでは理人は変われなかった。過去のトラウマを振り払うことはできなかったと思う。

    ル・ジャルダン・デ・レーヴを訪れ、修司と出会ってからを回想し、料理を食べて涙を流す場面。美味しいと素直に受け止められるようになった場面は感動だった。

    「君と一緒に生きたいんだ」「君と一緒にいると……生きたいって思えるんだ」
    もうこのセリフがすべてだと思います。

  • ★4.0。最終巻。
    泣いてしまった…。
    あれだけ拒食していたディクトールがル・ジャルダン・デ・レーヴに客として戻って来て、百瀬達にもてなしのもと久我の料理を食べながら、笑顔で「美味しい」と言い、ジビエを喰らい、何度も涙を拭うシーンが…。
    堰を切ったようにこれまでの回想が溢れ出す描写が、本当にドラマの最終回を見ているようでした。
    頭の中で某月9パティシエドラマのミスチルの曲流れてた(笑)

    しかし、あまりにエンターテイメント性が高すぎて、BL的萌えがどこか言ってしまった…。
    萌えという点では惜しかった。

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