永遠なる時の恋人 (二見文庫 ウ 7-2 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
4.13
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本棚登録 : 120
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (630ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576090535

感想・レビュー・書評

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  • 体に獣を宿してるヴァンパイアと白血病のヒロイン。
    最後にヒーローにとってとても辛い選択をさせられるシーンは涙が出ました。
    1よりもこっちの方が心に残ったかな。

  • ブラック・ダガーシリーズ2作目。
    レイジが素敵。献身的で。

  • 『永遠なる時の恋人』J.R.ウォード 著
    原題"LOVER ETERNAL " J.R.Ward
    *
    <ブラック・ダガー・ブラザーフッド>シリーズ2作目。
    今回はめちゃくちゃ美形で兄弟団一プレイボーイなレイジと、不治の病で余命いくばくもないメアリが主人公。
    *
    ヴァンパイアのレイジが普通の人間のメアリに恋してしまい、2人共惹かれあってるのにそれぞれ抱えてる事情があって、なかなか結ばれないのがすごく切なくて涙が出てしまった…。
    *
    このシリーズは、主人公のカップルの他にも他の人たちのも同時進行で進むので、続きが気になって夜更かししてしまうよ。

  • BDB2作目。1作目にくらべたらすごく読みやすいのでよかった。レイジいいひとだった〜。メアリも強い女性でちょっと自分を卑下しすぎかなと思ったけど自分の病気のこととか考えるとなんともせつなくなってしまった。これはパラというよりラブストーリーですね。レイジがメロメロになっていく様にキュンとしました。レイジは間違いなくワンコタイプ❤️ラストは都合よすぎな感じですがハッピーエンドだからOKかな。次は読み友さんたちオススメの3作目。Zも気になるよ〜!

  • シリーズ第二弾ですが本当にこのお話好きです。下記ネタバレ注意!

    レイジかっこよすぎるー!強すぎるー!可愛すぎるー!一途すぎるー!

    見た目もハリウッドなレイジと、白血病を抱えるか弱いメアリ。とにかく素敵なカップルです。
    あとレイジはゴジラへの変身スキルを持った特異なキャラですが、このゴジラがなかなか可愛くてキュンキュンする。

    白血病の再発で余命わずかだけど、最後どーなるのー?って不安だったけど、ここは聖母パワーでなんなく解決。しかも永遠の命までオマケしてくれるとは太っ腹すぎてウケる。
    ここんところの困った時の聖母頼みがマイナスポイントになる読者は多いでしょうね。

    しかも最初はメアリの白血病治してやってもいいけど、レイジのことは忘れるし二度と会えないって言ってたのに、メアリの不妊体質を聞いてそこをあっさり覆して、しかたないなーレイジと幸せになんなさいよ!っていう聖母の謎の慈悲w

    でも私は絶対的なハッピーエンドが好きなので大満足です。

    唯一、残念だったのは前作のカップルがあまり登場しなかったこと。
    次作はレイジ・メアリ共々もう少し出番あるといいなー。

    ザディスト・ベラどうなるんだろー!次作が待ちきれない。早くアマゾンさん来ないかな。(シリーズ出てる分いっきに大人買いしました)

  • ブラックダガーブラザーフッドシリーズ2作目。
    ヒーローはハリウッドとも呼ばれるイケメンレイジとヒロインは人間の女性メアリ。
    レイジには呪いによって思い通りにいかず…
    メアリは病気によってレイジとの恋を遠ざけようとしちゃうし。
    レイジの犬っぽさにはニヤけてしまった。。。
    メアリはこれまた強い女性でレイジは年下タイプだと思った。
    書の聖母どうにも苦手。好きになれない。
    次はザディストとベラのお話。
    ザディストはウォードさんがお気に入りキャラみたいだし楽しみ!!

  • ブラックダガーシリーズ2作目。
    前作より少し勢いは落ちた気がするけど、面白さは健在。
    今回はヴァンパイア戦士たちの中のイケメンチャラ男にスポットを当てた作品。

    戦士それぞれに背負っているものがありそうで
    これからが楽しみ。

    でもシリーズ通してのツンデレだったらちょっと飽きそう。

  • BDBシリーズ2作目。
    レイジの一途に尽くしまくる姿はいじらしくて可愛いすぎた…。
    メアリがレイジを素直に受け入れるまでは少しじれったかったけど、レイジのすべてを受け入れて愛してくれて良かった!
    ラストはご都合主義だけどレイジが幸せならそれでいいと思わせてくれる作品。

  • ブラック・ダガー・ブラザーフッドシリーズの2作品目です。

    今回のヒーローは、兄弟団の中でも、「ハリウッド」というニックネームをつけられてしまう程の色男、レイジです。
    彼らの創生主である<書の聖母>の怒りを買ってしまったために、頭に血がのぼると、ドラゴンのような怪物に変身してしまうという呪いをかけられています。
    自分をコントロールする為に、ヴァンパイアを撲滅しようとするレッサーと戦い、女性との情事に溺れ、鬱憤を常に晴らし続ける毎日を送っていたレイジでしたが、ある日人間の女性メアリと出会い、恋に落ちてしまいます。

    ヒロインのメアリは、白血病と闘い、働きながら、「自殺防止ホットライン」でボランティア活動をしていました。ある時、耳は聞こえるけれど口はきけないジョンという名の少年(実は遷移前のヴァンパイア)との出会いにより、兄弟団と関わることになります。
    短期の接触であれば、彼らは人間の記憶を消し去ることができますが、レイジは彼女の記憶を消すことをためらい、そして消しませんでした。

    2人の間には、レイジがヴァンパイアであること、彼は人間のメアリから血が飲めないこと、彼女を抱こうとすると彼の中の怪物が出てこようとするなど、数々の障害が立ちふさがりますが、それらのことを一つ一つ解決していく過程のストーリーが面白かったです。

    それでも、幸せな時間はつかの間で、彼女が余命幾ばくも無いことが医師から宣告されます。
    レイジは、<書の聖母>に「メアリを救って欲しい。」と懇願しに出向きますが、交換条件として提示されたものは、あまりにも残酷なものでした。

    レイジは、彼女の命を救いたい一心で、その条件を受け入れます。
    でも、その条件は、私がメアリの立場だったら、それは受け入れられないなぁ…と感じるものでした。命が助かっても、「生きたい。」と強く願う理由そのものを失ってしまうわけですから…。結果的には、ある事情により条件が若干変更になり、結果オーライとなりました。

    少し気になったのは、<書の聖母>が、人間の生死をどうこうできちゃうってのは、彼女の能力の範疇を超えているのでは…という点でしょうか。メアリーは、世界で、唯一無二の存在になってしまった気がしてなりません。うーん、いっそのこと、メアリを吸血鬼にしてくれたほうが、スッキリとハッピーエンドとして受け入れられた気がするなぁ…。

    この作品は、メアリの勇敢さが光っていた作品だと思います。
    レイジの抱えた怪物込みで彼を愛し、怪物が現われた時も恐れることのなかった凛々しさは素敵でした。

    そして、一作品毎に完結していくのかと思っていたら、メアリの友人のヴァンパイアが誘拐されてしまい、ヴァンパイアとレッサーの戦いは激化していきそうな終わり方で、こちらの展開が気になってしまいました。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    壮絶な戦闘から三カ月後―。「黒き剣兄弟団」のメンバーは、一族の絶滅を防ぐため、守りの堅い要塞のような館に集まり寝起きを共にしていた。一方、レッサーたちも対ヴァンパイア戦略を大きく変え反撃の機会をうかがっていた。そんな折、「兄弟団」いちばんのプレイボーイ、レイジは、たまたま館を訪れていた“人間”の女性、メアリをひと目見て恋の虜に。ところが彼女は不治の病にむしばまれ、余命いくばくもない運命だった…ますます目が離せない大好評シリーズ。

    このシリーズ2作目。においに敏感なヴァンパイアだとは思っていたけど視力より聴覚ね。声で恋に落ちたレイジは不器用。
    結局は女性のほうが肝が据わっているのよね。触れるんだもの、男にはできなかったこと。
    ジョンも継続して出てきそうだし、ベラも心配。
    次の巻も楽しみです。

    Lover Eternal by J.D.Ward

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著者プロフィール

J.R.ウォード   J.R.Ward
ロー・スクールを卒業後、ボストンの健康センターや国内の医療センターにチーフ・スタッフとして長年勤める。
そのかたわら、ロマンス小説を書きつづけ、2005年に発表した『黒き戦士の恋人』が全米で空前の大ベストセラーとなる。
現在は夫と愛犬のゴールデン・レトリバーとともにアメリカ南部に在住。

「2019年 『灼熱の瞬間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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