天狗の嫁取り (二見シャレード文庫 た 6-1)

著者 :
  • 二見書房
3.52
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  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 264
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576091259

感想・レビュー・書評

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  • 祖父の葬儀で十四年ぶりに故郷を訪れた雪宥は、天狗が棲むといわれる山であやかしの世界に迷い込んでしまう。天狗にとって純潔の男子は極上の獲物。逃げ惑う雪宥を助けてくれたのは、端整な容貌に白い翼を持つ山の主・剛籟坊だった。雪宥は身の安全と引き換えに剛籟坊の伴侶となる。しかし、その証を立てるため衆人環視のもと剛籟坊に抱かれることになり―。欲情にまみれた視線の中、激しい愉悦に何度も絶頂を迎えさせられる雪宥。その上、天狗と交わったことにより、剛籟坊の精液なしでは生きていけない身体になってしまい…。

    続きを買う程度には楽しみました。
    好きでもない相手にヤられちゃって好きになるパターンは、BLにはよくあるのですが、私的に無いだろ~って思ってしまう…。
    それでもお気に入りの本は多いのですが。

  • ★3.2
    もっと軽く読めるファンタジーかと思ったらわりと重かった。2人の関係が始まるきっかけとか雪宥の親のこととかモヤモヤ。天狗の精なしでは生きられないって設定、普通なら萌えるはずなのにこれに関しては全くだった。それに、エロが多すぎでイヤになった…もっと2人の恋愛の部分で萌えたかったなー。でも、子供ができる設定はすごく萌え(笑)そこだけ今後の楽しみ(笑)

  • 高尾さんの人外もの。天狗が闊歩する山に迷いこんだ人間が襲われそうになるが、ある天狗に身体を奪われることで窮地を逃れる。だがそのせいで互いの精なしでは生きられなくなり、攻の館に身を寄せることになる。
    後半はとにかく、どうして外に出てはいけないのか?という受に、ダメだ一点張りの攻という流れが続き、まるで日本昔話を読んでいるかのような錯覚に。その結果起こる事件も、とにかく受に攻が最初から話していれば、あるいは受が攻を信じていれば回避できるトラブルなので、想定内の予定調和を経て特に盛り上がりもないまま終わってしまいました。
    受がずっと苛立っていたのが印象的。

  • 復習のために再読。う~んやっぱりまだこの巻ではラブラブは遠い感じがする。強引にラブラブに持っていった感がかなりありますが、孕み?もしかして孕んじゃう?次の巻で?!と、期待を持たせて次巻へ行くのか?終わりなのか?と、取り敢えず取り置き状態でした。
    ここまで続くなら、1巻の強引さはいらなかったよね…
    何か素直に『好きだから伴侶にした』感が取ってつけたような感じがする。いくら言っても雪宥でなきゃダメだったから…せめて剛藾坊視点での話があれば良かったかなと。最後にちょこっと話は出てくるけどね~…
    取り敢えず、次!行ってみようか!

  • 受けにイライラしてしまったので☆2にしちゃった。

  • あ、あまーい!!!!天狗の剛籟坊は言葉がちょっと足りなかったりするけど、男らしいし強いしかっこいいし。なにより雪宥のことめっちゃ大切にしてるところが良いですね。さらに子どもまでできるとは天狗すげーな!ってことで続編もゲットしてきますw

  • ★2.5。シリーズ1。先に読んだ『狼の妻籠み』のようなわかりやすい求愛メロメロ話を期待してしまったのがいけなかったかも。真面目で言葉足らずな攻とわからずやで短慮な受が双方萌えタイプではなく、設定上エロだけは多かったですが恋愛面ではイライラ…。シチュ萌えは出来たけどキャラ萌えが出来ないお話でした。

  • 普通の大学生・雪宥×大天狗・剛籟坊のカップリングです。
    「BLでファンタジーなんて・・・」と思っていた私も
    最近は、考えを改めて「こういう系統も読もう!」と思って買いました!!
    正解でした!(*^^)v
    でっ、すぐに本屋で続きの『天狗の花帰り』を予約しました(^^)

  • なんだか上辺をスルスル…。
    攻は優しい性格だし良い人なんだと思うけど何だかずれてるし、
    受はとにかくわがまま。

    設定もぶっとんでるし、感情の変化が不自然だし、好きな人には申し訳ないけど正直買わなければよかったと思ってしまいました。

    エロの要素が好きな人にはおすすめですが、ストーリー性を大切にしたい人にはおすすめできません。

  • ファンタジーBLご飯の設定とかがちょっとw
    最近はこういった設定のは読めなくなってきたようです。

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著者プロフィール

高尾理一 Riichi Takao
コミカライズというご褒美のターンが回ってきた! 
歓喜や感動、いろんなものが溢れでてきて止まりません。続きが気になる方は小説にて読めますので、よろしくお願いします。

「2019年 『天狗の嫁取り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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