汚された聖王子‾黒犬婚姻譚‾( 上 ) ( 二見書房 シャレード文庫 や)

著者 :
  • 二見書房
3.08
  • (0)
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 48
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100081

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主であるフィルスを蔑む芝居で犯し続けなければならない側近の夜刃。
    すれ違う二人の想いは──。

    叡智を湛えたエルフの血を継承する王子フィルスは、若返りを願うダイラート帝の欲望によって国を奪われ、その身を囚われた。帝は聖なる鉱石を取り出す力を持つフィルスを服従させようと辱め、頻繁に男の淫気を得なければ狂気に陥る術を植えつけてしまう。領民の命と引き換えに凌辱に耐えるフィルスの脳裏に浮かぶのは、幼い頃奴隷商人から買い受け、主従として信頼を寄せ合ってきた夜刃のことだけ。しかし夜刃は敵の矢を受け生死もわからない。絶望の募らせるフィルス。それでも術は確実に性欲を煽り立てていき──。

  • 上下巻出揃うまではと、積読本にしてました。主従関係BLです。攻めの従者との行き違いっぷりと、受けのご主人様がかなり酷い目に遭っちゃう所がポイントだと思います。陵辱系が苦手な人はダメなお話かも。でもまあ、怖いもの見たさってあるよね?矢城さんの作品はほぼ触手が標準装備されています。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

小説家。2006年『妖樹の供物』(二見書房・シャレード文庫)でデビュー。

「2014年 『巫女姫ウェディング ~いじわるな愛と束縛~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢城米花の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×