黒騎士に囚われた花嫁 (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫 マ 19-5 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (597ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100159

感想・レビュー・書評

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  • ヘンリー7世の時代のイングランドとスコットランドが舞台。

    「とまどう緑のまなざし」の先祖の話。スコットランド人はやっぱりタータンのキルトを履いて戦ってるんだろうか?という疑問には答えてくれない作品…
    履いていてくれることを望むなり。

    家族と夫との間で揺れる、ロミジュリ的なストーリー。
    若干、無理があるストーリー展開もあるけど、まぁ、ロマンス小説なのでいいかぐらいの感じ。

  • イングランドの騎士(29)+スコットランド貴族(17)[more]<br /><br />家族と国を愛し愛されたいと願う勝気ヒロイン。出生時に母が死に父は家土地を継がせるため親戚と再婚。父には蔑ろにされ義兄弟には苛められ長兄の流した噂のため近在の者たちから疎まれている。<br />ヒーローは割と気のつくタイプ(やった後だけど)。<br />ヒロインは最初、小さい頃から噂を耳にしていたためヒーローを40くらいだと思うw<br /><br />ネタバレ<br />ヒロインは義妹と共にヒーローに囚われ<span style="color:#ffffff;">妹を解放するかわりに愛人となる。両国の王の命令により結婚するが、ヒロインの理解者だった次兄がヒーローに殺され溝ができる。そこへ馬上槍試合が行われ、ヒロインは頑なだが、ヒーローはヒロインとの約束を守り無抵抗を貫き</span>死に掛ける。<br /><br />ラブロマンスとしてはいいんだけど、ヒロインの血族たちとの関わりにカタルシスがない。<span style="color:#ffffff;">捨てたんだからどうでもいいっちゃいい</span>のかもしれんが。<br />ちょっと「狼と鳩」を思い出した。あっちはウルフガー。あっちの方がヒーロー設定描写はあったかな。<br />まあ征服者と被征服者はよくある設定です。17で行き後れかあ…(14-16が適齢期)<br /><br /><blockquote>内容紹介<br />15世紀末。スコットランドの有力一族の娘、ジェニファーが宿敵のイングランド人にさらわれた…! “ 黒い狼 ” と恐れられる伝説の騎士、ウェストモアランド伯爵率いる軍の野営地で彼女の前に現われたのは、若く精悍で、そして孤独な男の姿。それでも物怖じせず勇敢にふるまうジェニファーにしだいに心惹かれはじめる伯爵だったが、ふたりの前にはさらなる試練が待ち受けていた !<br />相手への愛と祖国や一族への忠誠心とのあいだで揺れ動く――動乱の中世を駆けめぐる壮大なロマンス !『 とまどう緑のまなざし 』 のヒーローの先祖を主人公にしたスピンオフ作品。</blockquote>

  • 伝説の騎士 × ファザコン娘

    敵同士の二人、一筋縄ではいかない。
    何度裏切られても、ヒロインを許すヒーロー。
    彼女にそんなに魅力ある?
    究極のファザコンで最後の最後まで父親をかばう発言にはいい加減うんざり。
    ただ、最後の馬上槍試合のシーンはぐっと来るものがあった。
    ヒロインが若いと、破天荒で純粋で一途で怖いもの知らずってパターン多いけど、ヒロインの無茶苦茶には毎度いらっと来る。

  • マクノート作品の中で一番の好きな話。
    これがあるからロマ本ファンはやめられない(^^♪

    最近はエロとパラノーマルブームですが、濃すぎて少し食傷ぎみ。ストーリーに深みがない作品が多すぎてたくさん発売される中、厳選するのが大変。

    この作品のように良かった本を何度も読み返すから、新書がたまっていくのだろう・・・。

  • 伝説の騎士との騙し合い。ヒロインの家族との問題を解決したり酷くしたり、最後にはとてもロマンチックに終わったわ。読み応えバッチリ。

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