銀の瞳に恋をして (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
3.18
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本棚登録 : 59
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576100821

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです…というか笑えました。
    『永遠の夜をあなたに』を先に読んでたので、ルサーンが主人公だなんてどんな風な話になるんだろうと思ってました。
    まさかここまで笑えるとは…(笑
    パーティーでテーブルクロスに引っかかったこととか、フロントに頼んだがためにサイズ・入り数・種類を訊かれて詰まったり、あんな物をヒロインの同僚に借りに行ったせいでホテルの従業員にゲイだと勘違いされたり…とにかく吹き出す箇所がそこかしこに。
    でもギャグにならない程度にちゃんとロマンスなので、そこはさすがだなぁと。ぜひ、他の家族のも翻訳して欲しいです。

  • 〈アルジェノ・シリーズ 1〉NYの大手出版社で働く仕事一筋編集者ヒロイン。誰も素性をしらないロマンス小説家ヒーロー。
    ノー。ノー。ノー。ノー。ノー。笑た笑た。
    かなりずーずーしいヒロインだ。彼らのやり取りはユーモアがあり彼の家族達の存在もユニークだった。ただ最初の頃仕事一筋のヒロインと上司の関係には嫌な感じがした。ロマコメ・“”ナノ”・ヴァンパイア。

  • アルジェノ&ローグハンターシリーズ第一弾。
    ロマンス小説の編集者ケイトと、作家のルサーンが主人公。

    冒頭の2人の手紙でのやりとりから、惹きつけられました。ケイトが熱心に手紙を書いても「断る(ノー)」という返事しか出さないルサーンの素っ気無さが徹底していて、そのやりとりが面白かったです。

    ついには、彼の家へたずねてきて、作家として、テレビ出演やファンの集い、雑誌のインタビューに応じるように説得しようとするケイト。彼女は、不測の出来事から、しばらくの間、彼の家に滞在することになります。
    ヴァンパイアとして長い年月を生きてきて、いろんなことに嫌気がさしていたルサーンは、彼女と接するうちに、少しずつ気持ちの変化を感じ始めます。

    ルサーンは、彼女を追い出す為に、仕事を一つだけ引き受けることを約束しますが、彼が母の助言に従って選んだ仕事は、大きなイベントへの参加でした。そのイベント期間中に、2人はどんどん距離を詰めていきます。

    初めて2人がベッドを共にした日の避妊具に関するエピソードには、笑ってしまいました。
    明るく前向きで行動的なケイトと、無愛想で不器用で、でも一途で嫉妬深い一面もあるルサーンは、なかなかお似合いなカップルです。
    ヴァンパイアの定義も、先祖が成し遂げた科学の成果として彼らが存在するというなかなかユニークな設定で、面白かったと思います。

  • これは・・・ちょっと無理。 コッドピースは勉強になったけど・汗

  • ヴァンパイア小説家 × 編集者

    パラノーマル好きだから、多少のことは目をつぶって最後まで読むけど、これはひどい!ロマンス小説書いててママに言われてファンの集いに参加するヴァンパイアって!もうどこから突っ込んでいいのか。。。
    そしてヒロインの非常識さに唖然。担当作家の家に押しかけて、リビングで勝手に音楽かけて踊り歌いまくってわざと作家を起こすって、頭がおかしいの?アメリカ人にとってこれって普通なの?
    どうしても読み続けられなかった・・・いつかすっごく心に余裕があるときに再トライしよう。

  • ヒロインの図々しさに我慢できずに、途中で断念…

  • パラノーマルらしい怪しい雰囲気を期待さえしなければ…
    バカバカしくて最高!
    無愛想なのにメロメロなヒーロー、主役二人の間の悪さに終始ニンマリ
    10時のおやつ的気軽さ。
    ☆は5と4の間位かなー

  • 作家、ヴァンパイア・ルサーンと編集者ケイトの恋話。
    アルジェノ&ローグハンターシリーズ#1

  • こういうバンパイアなら出会ってみたいですね。

  • ロマンス映画みたいなのを求めていたのと、なんとなーく表紙に惹かれて購入。
    普段こういったものにまったく手を出さないのであまり期待していなかったのですが、すごく面白かったです。文章もかなり読みやすい。
    快楽描写以外では、とにかく読み味が軽いというか、よく見る設定ではあるもののそれがうまーくかみ合ってところどころ笑ったりニヤニヤできる作品。
    ちょっと時代錯誤で紳士すぎる不器用な男がいろいろなことに苦悩する姿は、女性にはなかなかの萌えポイントかと。
    個人的に読んでいる間ずっと楽しめました。

    本国ではこのシリーズが十二巻まで発刊しており、二見文庫も続々と翻訳本を出すとのことです。

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著者プロフィール

リンゼイ・サンズ Lynsay Sands
カナダのオンタリオ州出身。1997年のデヴュー以来、ヒストリカル、パラノーマルを中心に多数の作品を発表。
ユーモアあふれる語り口と綿密に練られたストーリーに定評があり、その作品はオランダ、ドイツ、ロシア、韓国ほか世界各国で翻訳され、多くの女性読者の支持を得ている。
本を読むのも書くのも大好きで、執筆しているときには、自分が創造主になった気分を味わっているという。
読者に日々のストレスを忘れさせ、笑ってもらえる小説を書くのが理想。

「2021年 『ハイランダー戦士の結婚条件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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