40男と美貌の幹部 2 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110066

感想・レビュー・書評

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  • 40男 第2弾


    恋人になった篠宮は、しかし相変わらず初心で上司から恋人の顔になるまで時間がかかる。
    そんな篠宮を可愛くてたまらなく思う。
    昇進試験を受けるようにと言われ勉強を始めた宗一郎だが、篠宮をプライベートで誘おうとすると、そんな時間はあるのかとやんわり断られ、しかも、篠宮の同期で幹部候補生の神谷が現れ篠宮との親密なやり取りにやきもきしてしまい…。


    今回、宗一郎さんは切なかった。
    篠宮があまりにも冷静で上司然としている上に、篠宮の同期の仲良さげな神谷の出現で、恋人も上司も奪われるのかと、ハラハラして。
    篠宮の気持ちが全く語られないのと、その行動も脈絡が見えないので読んでるこちらもやきもきしましたw
    結果オーライなんだけど、既に恋人になった二人の話なんだからもう少しイチャイチャが読みたかったかな。
    宗一郎さんが工場で篠宮に飴をあげた時の様子が工場長から子細に語られたのが良かったです。

  • 相変わらず初心な篠宮さんが可愛くて可愛くて。宗一郎と一緒にモエモエさせていただきました。美人で有能だけど実は臆病で寂しがりやの上司。かなりツボです。これは続刊を切にお願いしたい。

  • 第二弾。ってここまで読むほど好きかってゆーと微妙でしたけど。
    年下幹部×40男部下。
    とにかく篠宮がツンデレな感じで、ちゃんと仕事してないと甘やかしてくれないキビシー恋人兼上司なわけですが、だからってすごい恋愛上手ってわけでもなく、物慣れないところがまた宗一郎からするとズキュンって感じで・・・
    でも読んでてあんましズキュンとこなくてちょっと残念・・・。

  • 上司スイッチが切れた時の篠宮は 『可愛い』 と 『面倒くさい』 のギリギリの位置で 『可愛い』 方に振れてるなこれ(笑 

    うーん… 
    こういう仕事人間同士の恋愛って、なんだか残念だと思ってしまった。
    何かの事情でどちらかが会社を離れたりしたら、ひどく持て余してしまいそうな気がする。仕事が介在しないと成り立たない恋人関係、みたいな。
    お仕事BLという括りで言えば仕方がないのかもですが。

  • 上司の顔から恋人の顔になる篠宮さんがとてつもなく愛しい。
    まだ慣れなくて心の準備ができないけど、それを隠したくて宗一郎に呆れられたくなくて積極的になるチーフが本当に愛しい。
    自分の価値をわかっていない宗一郎もお前は!と小突きたくなるくらい愛しい。

  • 海野さんはスキだし、宗一郎の性格も読んでて楽しいし、仕事描写がなかなかすばらしく、許可書シリーズを思い出すくらいで楽しいよ。

  • 磨きがかかってる…1巻に比べて話の回し方、焦らし方の手口が悪どい。もちろん良い意味で。
    新キャラクタも面白そうな性格をしてるのでスピンオフもできるのでは。青木と白田はいつ公式になるんだろうなあ。

  • 前作より、ずーっと面白かった。もちろん、前作読んでないとこれまでの経緯がわからないので必読ですよ。

    いや、宗一郎くん、篠宮と恋人同士になってから本当にいい男に成長しました。仕事のパートナーとしても、40にして向上心旺盛で、めきめきとその力を伸ばしています。
    ノエラ化粧品はやっぱり地道に訪問販売で業績上げてるわけだけど、そこへ押し寄せる時代の波みたいなものや、営業戦略や、幹部候補生システムでのせめぎ合いなど、いろんなことが浮上してきて地味ながらも読み応え充分。大人のBLです。

    宗一郎は周囲も認めるデキル男なのに、その自覚に欠けているところがご愛嬌。自身を過小評価しすぎで、そこから篠宮チーフとの関係に誤解が生じているのに全く気がついていないんですね。愛すべき男です。
    篠宮も相変らず上司としては完璧なのに、宗一郎と二人きりになると、初心でかわいすぎ。二人の大の男の、激しいギャップに萌えまくります。

    神谷というライバル?登場で揺れる男心とか、クリスマスコフレのエピとか、思わず興味をそそられ、ニヤつかずにはいられないシーンが続出でした。

    エロもバツグンにクオリティがアップ!宗一郎のめちゃくちゃ丁寧な口調で、しかもかなり強引な攻め方がすばらしいです。
    篠宮のことを「チーフ」とか言いながら攻めるのは下克上的で、萌えのツボを付かれます。篠宮もなんだか羞恥したり甘えたり、天然ではあるけどかなり色気があるのよね…仕事中との落差が大きいだけに、強烈。
    もっと、続きプリーズ。

    SSは近所の神社に二人で初詣に行くエピでした。甘酒と玉子酒の話に花が咲いて、そこからそれぞれの子供の頃の思い出を話し合ったりして、そんな些細なことに幸せを感じてる宗一郎くんの様子が羨ましいかんじです。

  • めちゃめちゃ渋くてかっこいい仕事のできる受篠宮とできる男若くてワンコな攻宗一郎の話。かなりの年下攻。
    今回の話は前回よりさらに篠宮がかっこよくて渋いように思います。それに振り回される攻の宗一郎もどんどん成長していっているように感じました。もっともっといい男に育ってほしいものです。

  • この40男が枯れてるって嘆いている割には、やってることがエネルギッシュなんだよなあ。
    なんというかバブル世代のおやじを感じさせる。
    最後のほうの美貌の上司の可愛さには悶絶する。

    特典があったらしいんだけど、買うのが遅かったのか手に入れられなかった(;´∀`)…痛いなぁ…

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著者プロフィール

海野幸 Sachi Umino
身体がゴリゴリに固まっているのでストレッチポールを購入しました。
仰向けに寝転がると胸の辺りで『ぼきゃらっ!』という音がして、これは人体から発せられても大丈夫な音なのかと不安になります。

「2019年 『悪い男には裏がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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