なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど (二見書房 シャレード文庫)
- 二見書房 (2011年3月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576110356
感想・レビュー・書評
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★4.0。シリーズ1。いやー面白かった!理想の攻だった!寡黙純情わんこかと思いきやしたたかな激情型で、執着も入ってて好みだった。精力的ながっつき、それでこそ年下(笑)シャワールームでのスリリングな一戦が一番お気に入り。自宅でのHももう少しじっくり見たかったな。口の悪い受のスパンとしたノリとくたびれ感に逆にそそられる。満足。
番外編ペーパーSS読了。まさかの篠澤視点(笑)ナルシストっぷりが憎めない。オヤジに憑かれている受と遭遇し、突然ドキドキした自分に戸惑う篠澤。なんだ、篠澤もしっかり欲情してたのね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルからしてつかみは最高。素晴らしい作品だと思います。こんなに最初から読み返そうと思った作品はないかも。小説媒体だけなのはかなり勿体無いとおもいます。コミックス化してください。
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各所で高評価のレビューを読んでいて、探し回ったのに見つからず、ようやく手に入れました。
期待を裏切らない、素晴らしい本でした。
属性?でいうと、オヤジ受、年下攻、ノンケ受、ややファンタジー、研究員もの、といったところでしょうか。
飾りとしての研究員ではなく、理系人間であるということが最後までちゃんと機能していて、理系好きとして嬉しい限りでした。
しょっぱな1ページ目から、オヤジの姿をした妖精(精を食らう妖だから妖精。それは淫魔では?というツッコミを読者にさせるのがニクい)が受のもとにあらわれ、男の人とまぐわないと死んじゃうぞ☆と言ってきます。そんな展開があるかーい!という楽しい雰囲気から、終始ドタバタ、コミカルな内容を続けつつ、ちゃんとメイン二人の恋愛を描いているのも素敵。
トイレでお仕置きのシーンが、個人的には一番、うおー!と赤面しました。
メイン二人が、ちゃんと人間で、ちゃんと男で、ちゃんと欠点もあって、ちゃんと生きている感じが非常に好ましかったです。
受の美和さんも好きでしたが、攻の渡瀬が大好きで。待てなくなったり、余裕がなくなったりするのは、それまでずっとよいこで待ち続けた攻だからこそ許される特権ですね。
どうやら続編もあるらしいので、そちらも楽しみにしております。 -
タイトルから想像してたよりも全然ピュアな話でした。若者×オッサンは正義。謎のオッサン妖精がウケる。体の関係から入ってだんだん恋人らしい日常に変わっていくのが良かった。もっと日常シーン入れても良かったのでは。
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なんかすげーバカBL(褒め言葉)。お気楽に頭空っぽで読めて読後感も二重丸。おっさんがかわいいのはいいね。T&B思い出す。
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今をときめく(死語)松雪さんのデビュー作。Web掲載から最多投票で書籍化だったとのことで、かなり期待してました。読了後は、あーうん、荒唐無稽な話だけど、エロい場面が結構あってなおかつ軽いノリで読めるから、読み手の一定の需要は果たしてるんだろうなーという感じ。個人的にはオヤジ受けにワクワクしてたけど、主人公におっさんくさいところがあまりなくて残念でした。普通にカッコよくて仕事ができる受けだった。
笑うような場面がなかったのも残念。コメディタッチなだけだったんだね。一方的な思い込みでハードルを上げすぎてた…。
松雪さんを読むのはこれで2冊目だけど、読んでみて良くも悪くも萌えに特化したオリジナル同人の良さと、商業の需要とのバランスを巧みにとってる作家さんという印象を持ちました。多分、ほとんどの人は好きな作家さんなんだろうな。 -
題名にやられて購入。もうちょっとエロエロで大変なものかと思っていたのですが、意外と爽やかな印象を受けました。
でも、淫魔が凄くかわいくって他の漫画などとは違う可愛らしい部分が好きだったりします。 -
タイトルは知ってましたが、なんとなく淫魔→触手的なイメージで敬遠してました。読んでみたらビックリ(°∀°)面白かったですwwwしかも部下27歳×上司38歳っていうオッサン受(^q^)なんていう美味しさ!!しかもオッサン可愛いw松雪さんはウサギの王国を積んでるけど早めに読もうっと(*´д`*)