灼けつく愛のめざめ (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110486

感想・レビュー・書評

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  • ワイデン伯爵5男・数学者レオ * 女医ブライオニー in India  結婚後の2人の成長物語。辛い記述が多いけど、読後感良し&満足度高。Not Quite a Husband

  • 離婚した医者の妻に父親が病気な事を伝えてくれと言われ海外まで来た年下の元夫。あって病気になり、献身的な看病をされ、よりを戻せないかときくと、離婚原因は結婚前に他の女とベッドにいるところを見たからという、そりゃ、一年で離婚になりよと思うし、評判が良かったから買ったけど私には合わなかった。

  • 再読。
    ロマンス以上にヒロイン・ブライオニーの物語。
    伯爵の孫娘ながら医者でもあるヒロインはインドに居た。
    そこへ元夫のヒーローがヒロイン父の危篤の知らせを持ってやってくる。

    傷付くことを恐れて心を閉ざし、色んなことから逃げてきたヒロイン。
    そんなヒロインを子供の頃から愛してきたにもかかわらず、よりにもよって自分がヒロインを傷付けていたことを知るヒーロー。
    まだまだ未熟なわたしはヒーローのやったことは何度読んでも赦せません。
    でもヒロインを守り、愛し、信頼する姿は美しい。

    ロンドンから逃れてドイツ、アメリカ、インドと転々としていたヒロインに何かあったときに駆け付けることのできるように、何かと理由を付けてヒロインの居る国へと追っていたヒーローに、ヒロインへの愛の重さを感じる。
    結婚前は自他ともに認めるように青二才だったヒーローは、インドでヒロインと過ごした間にとても成長しました。

    ヒーローとの間もそうですが、何より泣けたのがヒロインとその父、そして昔亡くなった継母との関係。
    前の感想でも書いたけど父親に敢えて喋らせないのが、余計にヒロインへの気持ちを感じる。

  • 結婚生活が1年で終わってしまった数学者レオと医者のブライオニー。三年後、ブライオニーの妹に、インドにいるブライオニーを連れて帰るように依頼されたレオはインドの山岳地帯でブライオニーと再会。道中、内乱によって戦争に駆り出された2人が、生死を賭けた日々の中で思い起こす過去と、未来への模索。2人の気持ちの葛藤にグイグイ引き込まれて、ついつい一気読み。ロマンス小説の割に甘さはかなり控えめだけど、2人の心情描写など読み応えバツグンでした。

  • とにかくややこい性格でチョモランマ級のプライドのヒロイン 性格も頭も顔も良いヒーロー 読んですぐに投げそうになったけどレビューが良いので、なんとか頑張って最後まで読んだけど、私には無理だった。兎にも角にもヒロインが無理ー!
    ホント、ヒーローお疲れ 読んでるこっちも疲れたわ

  • 夫を捨てた女医さんと、年上の女房を追いかけてきた献身的な夫との、夫婦関係修復のロマです。
    しかも、舞台はインド。
    若き天使だった夫への鬱屈した思いと意地が、切なく悲しい雰囲気から始まるお話です。
    情緒の欠落したヒロインが、再会した夫と行動をともにすることで、相互理解を深め、唯一愛した継母トディへの想いを振り返り、疎遠となった父へ赦し、夫への赦しという、過ちへの寛容さを手に入れるまでが繊細に描かれます。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4634.html

  • 年下ヒーロー。元愛人と結婚前に最後の関係を持ったのをヒロインに見られって…。
    そこはやっちゃダメでしょう。
    この作者の作品は、ブラックなとこまで手を出して、修復までに長い年月がかかるってパターンが多いのかな❓
    でも楽しく読めました。

  • プライドは時としてやっかいだ。

  • シェリー・トマスを見直しました(前二作は最低だったので)
    マーズデン家の四男と年上の女医という異色のカップル。ヒーローは幼い頃からヒロインに恋してるのに、どうして結婚が失敗に終わったのか?インドでの危機的な状況の中で、愛の再生を描く、読み応えありました。

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