いたいけな嘘 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 50
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110516

作品紹介・あらすじ

洋画を扱う美術商の高須賀孝司郎はとある絵の真贋を確かめるため、イタリアを訪れていた。手がかりはマフィアに近いと噂されるバルバート。協力を見込めない相手とのコネクションを模索する孝司郎の前に、天使のような美貌の少年・ルカが現われる。バルバートにつながる手札としてルカを保護した孝司郎だが、一途な信頼を寄せてくるルカの姿に、忘れかけていた美術への純粋な気持ちが戻り始める。その想いは次第にルカ自身への愛情へと変わっていくが、ルカにはある秘密が-。

感想・レビュー・書評

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  • BL作品で美術に関して描かれているのは珍しく、すごく新鮮でした。
    そして、考司郎のルカを心配し、行動するさまがすとんと心の中に入り、とても心地の良い作品でした。

  • 何かちょっと後半中弛み感が……。どうでも良いんですが、表紙は真っ裸で買うのに勇気が要る感じなのに(陸裕さんの絵は大好きです。念の為)、本文はほぼずーっと健全(笑)なまま進むんですね……(苦笑) ラスト数ページに本の申し訳ない程度入ってるだけ……。だったらもっと、普通ーに普通ーの、買い易いイラストにして欲しかったなぁ……なんて。パッと見キレイで可愛い感じなのに、よく見ると裸でびっくりなので。裸じゃなくって良い気がする……。それとも、本文で足りないから表紙で補ってる感じなの……?

  • 久しぶりのハルモさんの本でした♪なかなか可愛らしいお話だったのですが、設定的にはもっと波や山があっても良かったような気がしました。割りと平淡なかんじであっさりと終わってしまった感じがしましたが、読了感は悪くはなかったです。脇キャラの攻めの友人のお話の方が盛り上がりそうなんですけれど・・・。

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著者プロフィール

小説家。2002年に『医学教室の密やかな夜』(角川ルビー文庫)でデビュー。

「2019年 『翠玉姫演義 三 ‐泥に咲く花‐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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