ずるい男の落とし方 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 134
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576110523

感想・レビュー・書評

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  • 本棚整理中の再読。レーベルが違うけど『名前のない関係』のスピン。リーマン・石井×大学生・郁也。ストーカーと揉めていた時石井に助けてもらった事から恋人のフリを頼むが… 不毛な恋を抱えていたためか不倫志向な郁也に最初はちょっと…と思うが、根は真面目で一生懸命に石井を追いかける所は可愛いかな。石井は逃げの一手でずるい大人だけど(笑) まぁ、猪突猛進なうり坊ちゃんに捕まっちゃいましたね。行きつけのバーで吊るし上げられる石井視点のSSが楽しいw

  • 煙にまいてのらくら逃げようとするのに中途半端なずるい大人を、一直線な子供が落とす話。
    わかりにくいようでわかりやすい大人の態度にギリっとなりました。
    ゆったり過程重視の話で面白かった。

    星3.5くらい。

  • 恋人のフリから好きになるパターン。
    受けの郁也にはずっと好きな人がいて、攻めの石井には散々遊んだ過去を悔いてどちらも恋愛をするつもりがなかった。
    二人ともすごく過去を重そうにしていた割にはあっさり気持ちが変わってしまったようで入り込めなかった。
    「名前のない関係」のスピンオフだといまさら知った。内容あまり覚えてない。石井が私の好みではないからでしょうか。

  • 石井がずるい男なのに対して、郁也が強い子で健気でした。

  • なんか最初に読んでたイメージと後半のイメージがかなり違ったんだけど・・・。違う人たちの話???みたいなー。ずいぶんと年上の家庭持ちの男とばかりつきあってきた二十歳の郁也。ある日、しつこく追いかけてくる男から逃げるためにバーで何度か顔を見かけた石井に助けを求める。その後改めて、ストーカーまがいの男を欺くために恋人のフリを依頼する。
    適当にこなされるかと思いきや、石井は郁也が思う以上に細かく気を遣ってくれ、世話を焼いてくれた。
    いつしか郁也は自分が年上の家庭持ちの男しか好きになれなかったはずなのに石井に魅かれていたが、石井には「まったくの対象外」として扱われ・・・
    前半は二人ともクールなオトナな付き合い系だったような感じなのに、後半郁也が石井を好きと自覚してからはもうかなりの猪突猛進状態でなりふり構わないラブ!!っぷりになりました・・・。ちょっとあまりの変わりようにビックリです。

  • スピンオフだったみたいだけど
    前の話はすっかり忘れてたwでも大丈夫でした。

    今回は猪突猛進型の受タイプだけど実は健気で可愛かった。
    最後の石井サイドの話が特に面白かったw

  • 往生際が悪いです。

  • まっすぐで猪突猛進な受けちゃんは好きだなあ。
    その割に「セフレでもいいから」って前向きなんだか、後ろ向きなんだかわからん台詞を吐くのもいい(笑)

  • バツイチリーマン×学生(ハタチ)

    しつこい男からの誘いを振り切るために、主人公はバーで顔見知りだったサラリーマンの男に「恋人のフリ」を頼みます。
    いい加減な男だと思っていたのに、バイトの送り迎えから、デートまでしっかりと「恋人のフリ」をしてくれることに、第一印象は良い意味で裏切られていきます。
    しかし、ストーカーと化したしつこい男は、主人公が「妻子持ちの年上男性」としか付き合ってこなかった理由を暴いてきます。

    はっきりいいます。
    攻めがタイトル通り「ずるい男」すぎます!!
    主人公がほんっとうにいい子なんです、礼儀正しくて控え目(いうことは言うけど)で、律儀で。
    自分から捕まえにいったんじゃないけれど、そんな事されたら惚れるしかないでしょう!!
    ええ、こうい男性は大好きです(笑)
    イラスト買いでしたが、いい作品に出会えましたー。
    他レーベルで出ていた作品と登場人物が一部かぶっているようですが、イラスト違うなら別にいいかなー。

  • 「名前のない関係」のスピンオフ
    敵役だった石井のお話。とても嫌な男だったけれど、ラストに立直りをみせた?石井のその後。すっかりいい男とは言い難いけれど。
    こんどは、追い回される側。絆されています。
    必死な郁也がいじらしいです。
    妻子持ちはダメって前作に対して、妻子持ちがいいって言ってた今作ですが、恋愛部分の関係性が前作と似ている感が…。

    レーベルが違うので絵師さんが違うのは仕方ないけれど、一緒だとうれしかったなぁ。
    私的には麻生氏の絵の方が作品イメージしやすい雰囲気だった。

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